だんご(隊長作)

イ・ムジチ合奏団  - 3 -  (2004年3月)
   訪問者数 イ・ムジチ いろいろ
レスピーギ リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲
バーバー  弦楽のためのアダージョ
ロータ   弦楽のための協奏曲
エルガー  弦楽セレナード
(PHILIPS 416 356−2)

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  【 名古屋 】
  
  先日の日曜日は、家庭の事情で急遽、名古屋へ行ってきました。
  そのため楽しみにしていたアフォガート管弦楽団のコンサートに行けませんでした。
  このアマオケは初体験のため大変楽しみでしたし、曲目もチャイ5とニールセン4番という、
  ダブルメインプログラム。それぞれ深い想い出の2曲なだけに残念でした。
  
  20日はコンサートなので、今回のメルマガはサボろうか、と思ってましたが、
  久々の名古屋を書くのも悪くないかな、と思いパソコンに向かっております。
  
  5年ぶりの名古屋は随所で変化してました。
  中でもここだけは外したくないお店が、リニューアルしていたとは驚き。
  それは今池の「味仙」という中華料理店です。名古屋では滅茶有名。
  
  名古屋は関東と関西の中間で独自の文化を築いてきただけあって、
  食べ物は実にユニーク。

  ・味噌煮込うどん、味噌煮込おでん、味噌カツ等の味噌系
  ・えびフライ、天むす、えび丼などの海老系
  ・あんかけスパゲッティやたまご敷きナポリタン等のパスタ系

  他にも名古屋コーチンや、ういろう、ひつまぶし等
  思いつくだけでも多種多様。
  
  しかし、意外にマイナーなのがラーメンです。
  名古屋っ子のおやつとも言える「寿がきや・ラーメン」はなかなか全国展開しないし、
  今から述べます台湾ラーメンにおいては、東京で見た事も無い。
  なぜあんな激うまラーメンが全国全世界で食されていないかのか不思議です。
  
  「台湾ラーメン」についてご存知ない方のために簡単にお話しますと、ひき肉と
  ニラとたっぷりの唐辛子をとろみを付けて麺の上にぶっかけています。
  スープは鶏がらのあっさり系。
  とにかく辛い。でも、美味い。
  分かります?このニュアンス。
  私はラーメンそのものがあんまり好きじゃない人なんですが、このラーメンは愛してます。
  クラシック系メルマガでラーメン談義もヘンですが、今回「味仙」の台湾ラーメンを
  5年ぶりに食べてみて、再び感動したもんですから...書かずにいられなかった。
  
  「味仙」の近くには、スーパー「ユニー」があります。ここで寿がきやの
  「和風とんこつラーメン」(九州のとんこつとは違うんだな)、
  「台湾ラーメン」「みそ煮込うどん」の3種20袋を買い込みました。
  依然は「アピタ」のHPで通販購入してましたが、
  そこまでしても十二分に人生を豊かにしてくれるでしょう。
  辛いラーメンが好きな人は是非、食べてみてちょーよ。
  どえりゃぁ旨いでよー。(自分で書いてても恥ずかしいね、名古屋弁)
  
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  【 CD感想 】
  
  このメルマガもそうですが、お薦めCD&楽曲となると小曲集が少ないなぁと思ってました。
  皆がみんな、マーラーやブルックナーの大曲が好きなわけも無いし、
  ワーグナーやモーツァルトの長時間オペラを毎晩聴いてるわけでも無いよね。
  たまには、疲れた体に染み入る様な音楽も聴かれる事と思います。
  

  ● レスピーギ ●
  今回のCDはそんな私を癒し続けてくれている1枚です。
  今となっては、見る影も無いイ・ムジチ。四季やってるけどね。
  このCDに残されている彼らの美音は、輝かしいまでに明るく爽やか。
  それでいて愛をしっとり歌う、イタリーそのものです。
  どの曲も大好きですが、レスピーギは特にハマリました。
  弦楽四重奏や弦楽合奏が滅法好きな私は、この激しさと優しさが交錯した世界。
  中世のノスタルジーを感じさせながら、現代語法を隠し味にした響きに酔い痴れます。
  
  ● バーバー ●
  これも名曲中の名曲ですが、好きなんですわ。
  原曲は「弦楽四重奏曲 Op.11 」の第2楽章。
  前後の2楽章は結構ゲンダイオンガク。
  アメリカっぽい楽想で、第2楽章だけが異質と言ってもいいんじゃ無いかな。
  そんな曲に挟まれた「日陰の華」的な美しさ。この曲は原曲で聴かれると、
  より一層この曲の本質が浮かび上がって、よろめいちゃいます。
  
  ● ロータ ●
  ニーノ・ロータ、映画音楽の人ですが、純音楽も結構書いているそうです。
  私見で申し訳無い。あまり好きじゃない。
  なんだよ、それー、好き嫌い激しいぞ!って怒らないでね。
  終楽章は激しくてちょっとトリッキーかな。子供ダマシだけど。
  次、行ってみよう。
  
  ● エルガー ●
  「弦セレ」といえば、チャイコフキーですよね。あとはドヴォルザーク。
  ブラームスは「セレナード」でしたっけ。
  最近はコンサート登場頻度も随分あがってきてますよね。
  第2楽章は、ささやく様な掛け合いと流れる旋律美が見事に表出されてます。
  バルビローリ指揮の熱い弦セレとはまた異なった、少し暗くも寂しげな
  解釈が、この曲をかえって特徴づけに成功しています。
  
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  さぁ、20日はJ・テイト指揮読響のエルガー第1番です。
  かなり期待してますよ。サントリーも久々。ウキウキですな。
  もうすぐ春ですねぇ。

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