プッチーニ ジャンニ・スキッキ(ドイツ語盤) - 28 - (2005年12月)
ヘルベルト・ケーゲル指揮 ライプツィヒ放送響
(BERLIN Classics 0020882BC) 輸入盤
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iPod(20GB)を愛用してやまないんですが、
その中のシャッフル機能が実に面白い。
クラシックのCDなんて山ほどあるから、ボンボン入れてると
すぐに容量を食っていく。
ところが、どうしてもヨク聴く曲と、いつのまにか半年も聴いていない曲に
別れていく。
そこでこのシャッフル機能。
次に何がかかるか解らないスリリング。
ひとり曲当てクイズをやっているようで、異質な曲と曲の組み合わせに
新鮮な発見すらある。
そして、昨夜。
何気に次から次ぎと曲が流れていたんだが、
「あれぇ?こんな曲あったっけ?現代音楽か?」
と思う出だしが。
小さく囁くように「ガオ〜ナ...ガオ〜ナ!」
と始まったかと思うと、物凄い旋風のような音楽が巻き起こる。
画面表示ではプッチーニのオペラ「ジャンニ・スキッキ」第17トラックだった。
これはケーゲル指揮のCDだから入れてたんだけど、まさか「ジャンニ・スキッキ」
ごときにこれほどの革新的な音楽が挿入されてるとは気が付かなかった。
ケーゲル盤はドイツ語で、相当プッチーニぽくない演奏。
オペラというよりオラトリオ的で、歌手陣も頑張っているのだが唸るように
ゴリゴリと弾き吹きまくるオケが圧巻。
イタオペはどうも...なんて思ってる方は、是非お試しあれ。
ケーゲル盤、ジャンニ・スキッキ。