(隊長作)

7月12日(土)  14:30   - 214 -    訪問者数

    三重大学管弦楽団   兼重直文指揮    三重県文化会館 大ホール

     シューベルト   「ロザムンデ」より
     シベリウス    組曲「カレリア」
     ベートーヴェン  交響曲第5番

  sazsaszsasaszszasazaszsaszzasazaszasaszsasaszasazszsaaszsaazsasasazszsaszsaaszasazzas
  

2004年2月よりこのメルマガは始まっておりまして、
約4年半みなさまにお読み頂いて参りました。

今回で250回、あと4倍で千回です。

こういった地味なメルマガが、
千回や二千回と続くのも酔狂じゃないかと、
今は楽しんでやっております。

さて、今回はまたもや三重県。
(隊長作)



  前回三重フィルを聴いたおり、今回の演奏会を知ったわけですし、
  三重のグルメも面白いと思いやってきた。

  三重県と云えば、伊勢えび、松坂牛、伊賀牛、
  志摩のアワビ、桑名の焼きハマグリ。

  他にもウナギが隠れた人気ゾーンだとか、四日市のトンテキなど、
  全国的には全く無名なグルメも散見されますが、   (隊長作)

今回食べたのはパスタ。
  

名阪国道の関ICで降り、
ななめ南東に下がる一本道がある。
この通りに「マリオネット」というパスタ屋があり
食してみたんだが、まったくもって旨い。

カルボナーラが一番人気ということで
当然食べたのですが、独特な味でいて、
それでいて非常に旨い。

どこかで食べた味では決してないカルボナーラなのに、
不思議なほど旨い。
  
  チーズが独特なんだろうが、これ目当てで三重県に来たって悪くない。
  もう一品はメランザーネと云って、ナスを大胆に使った挽肉ミートソースで、かなりくどい味。
  でも、旨いんですわ。   



  それでいてどの皿も千円前後で、客の入りも上々。
  レトロな看板などが店内中に飾ってある事には興味無いが、
  この味には実に心引かれる。

  そもそも私はパスタはたくさん食べるが、カプリチョーザ(チェーン店)の
  ペンネ・アラビアータが大好物な程度の人間なので、あまり
  偉そうな事は語れない。   (隊長作)

しかし、これは非常に美味しい。
  
  さて、今回のコンサート突撃でもっとも言いたい事は語り終えた。
  本題に入ろう。
  
  三重大管弦楽団は今回で2回目。
  
  2007年1月20日の三重大管弦楽団の感想
  http://rede200402.hp.infoseek.co.jp/dai7/dai136.html
  
  前回はかなり厳しい感想になっているけど、今回はどうだったろう。
  まず、ハッキリ云えば、前・中プロの前半と、メインの後半の出来具合の差が大きい。
  
  これは多くの学生オケの上半期演奏会共通の事象だが、この大学も同様だった。
  次回定期演奏会がマーラー第1番なので、どれほど弾けるのかなと
  楽しみにしてると、前半で大いに不安になる。   

しかし後半のメイン「運命」が
かなり良い演奏なので、夏のメインで
ここまで仕上げて来るんなら、
冬の「巨人」は期待できるのでは、
と思ってしまう。

具体的に言うと、
前半は大方厳しかったけど、
カレリアの低音部は良かった。

  シベリウスは低音部にこそフィンランドの真髄が隠されているのだと思うけど、
  そういう面ではかなり核心を描いていた、低音部は。
  
  メインの運命は解釈が少し独自性があって面白かった。
  ジャジャジャ・ジャ〜〜ン〜〜♪
  と語尾が少し伸びるんだ。
  誰かの指揮でこういう演奏スタイルもあるのかもしれないが、私は初体験だった。
  
  それでいて、文章で語るほど可笑しくない。
  吉松隆の交響曲第5番を逆連想させてくれたりして、この曲を知っている人は、
  え!そんな風な演奏だったの?と羨ましがってくれると思う。
  だけど、ほどほどに伸びた程度の主題提示なんだよ、ほどほどに、ね。
  
  しかし今回の演奏会、コテコテのガチガチのプログラムですね。
  ロザムンデ、カレリア、運命。
  全国の大学が、「演奏禁止」と言ってもやめないくらい演奏会数が多い曲ばかり。
  
  そんな大学が、次回、マラ1。
  どういう事が団内で起こったのか興味あるが、こうなったら
  中プロも思い切ってハジけちゃおうよ。   

私がお勧めしたいマラ1とのカプリングは、
マーラー第10番との組合せ。
最初と最後で組み合わせるって、
格好良くない?

正直第10番の全曲版は無理だろうから、
第1楽章のみでいいんだよね。
すごく、おされー。あたま良いヤツがいるんだろな、
と唸らせられる。どうだろう?


   前へ  HOMEへ  次へ



  *** 過去の 『運命』 がらみなコンサート感想

  *  岩城宏之指揮 N響メンバー達による管弦楽団 / 年末のベートーヴェン交響曲全曲演奏会

  *  オスモ・ヴァンスカ指揮 読売日響 / ベートーヴェン交響曲第5番「運命」&ニールセン交響曲第5番














inserted by FC2 system