(隊長作)

9月21日(日)  14:00   - 225 -    訪問者数

    クリンゲンフィルハーモニカー   家田堯指揮    しらかわホール

     プーランク      シンフォニエッタ
     ラヴェル       亡き王女のためのパヴァーヌ
     メンデルスゾーン   交響曲第3番「スコットランド」

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  関東地方では放映されていないようですが、名古屋CBCテレビが全国と
  ころどころに放映している「ノブナガ」というオモシロ番組があります。
  
  今田と東野の二人のコージが司会で、雨上がり決死隊やフットボール・アワーや
  小倉優子が交代で登場する、なかなかメンバーに恵まれた番組。
  前半はウェブナガと申して、視聴者とテレビ電話で体験談などを聞く話を、
  今田とか東野が話を膨らましてゆく。   (隊長作)

オモシロ度は、中の下。

  たぶん、ほとんどの視聴者が楽しみにしているのは、後半コーナー「ごはんリレー」。
  小泉エリという二十代のマジシャンが、名古屋五大名物料理(味噌カツ、
  味噌煮込みうどん、きしめん、手羽先、ひつまぶし)の中から3つ食べられたらゴール。

  街ゆく人に「昨日食べたモノを一つ」教えてもらい、同じモノを同じ場所で食べてゆく。
  その人が昨日は博多の自宅で明太子ご飯を食べたと言ったら、その人に
  お願いして博多まで行って明太子ご飯をご馳走して貰わなければならない。
  
  もう2年半もご飯リレーは続いており、遠い時は韓国まで行っています。
  あれ?なんか似たような話を知っているぞ、と言う方がいますね?
  そうです、ごの企画の前は、ワッキーが「地名しりとり」をしていました。
  愛知・岐阜・三重の東海三県の地名が出るまでひたすら各地を彷徨い、
  ゴールまで3年10ヶ月を要しました。
  (隊長作)

話は戻って「ご飯リレー」。
  既に2年半が経ったのですが、名古屋名物5品目の内、
  すでに手羽先と味噌カツをゲット。

  味噌煮込みうどん、きしめん、ひつまぶしのどれか一品を食べれば
  ゴールなんですが、これがなかなか出て来ない。
  
  私も名古屋にいた事があるんで分かるんですが、意外と上記三品は食べない。
  ひつまぶしは通常のうな丼より高く、うな丼が千円前後の店でもひつまぶしは二千円以上。
  きしめんも、どのうどん屋にもあるメニューですが意外と食べられていない。
  味噌煮込みうどんは麺が固すぎて、私の口には合いません。
  
  この番組を観ることが最近では大いなる楽しみなんですが、
  一点不満なのが名古屋名物五品。
  どの五品も確かに名古屋名物ですが、「あんかけスパ」とか「天むす」が入っていない。
  天むすは三重が発祥と云う情報もあるので苦しいのでしょうが、
  あんかけスパは名古屋名物と云ってもいいでしょう
  (中京圏全域で食されているので、名古屋と限定しづらい気持ちは分かります)。
  

「あんかけスパ」

そこで今回は「あんかけスパ」を食しました。
場所はいつもよく行く栄町ビル。

あんかけと云えば「スパゲティ・ハウス・ヨコイ」かも
しれませんが、私は「チャオ」派なので、
チャオにしました。

私は生粋の名古屋人ではないので、
大きくなってからあんかけパスタを食べました。

  ですからあんかけスパを応援しなければならない理由はこれっぽっちも
  無いんですが、これは実に美味しい。
  
  ネットで検索してもらえば山ほど「あんかけパスタ」、もしくは
  「あんかけスパゲッティ」の情報は画像などもたくさん出てきますので、
  その詳細は省きますが、グルメを自称する私でさへ唸らせるこの旨さ。
  東海地方にお越しの際は、ぜひ、きしめんや味噌煮込みを食べるくらいなら
  「あんかけ」を食べた方が良いですよ。   

しらかわホール

さて、今回突撃しましたのはクリンゲン・フィル。

パトレイバーに出ていたグリフォンとか、
エヴァンゲリオンを連想してしまう「クリンゲン」ですが、
ドイツ語「響く」という意味だそうです。
格好イイよね、こういう楽団名のオケに入りたいな。

今回クリンゲンに行った理由は2つ。
一つはその楽団名のセンスの良さから、
演奏技術の高さを推測した事。
もう一つは
大好きな「スコットランド」を演奏するから。
  (隊長作)

スコットランド演奏は低弦が良かった。
  ゆったりした謡い回しでの音色が特に秀麗で、チェロ4人ベース2人とは思えない
  味わい深さ。管の不安定さが克服できれば、このオケはかなりなレベルに
  伸し上がるんじゃないでしょうか。
  
  ちなみに前プロ?、一曲目のプーランク「シンフォニエッタ」がキツかった。
  わたし的にはまったく合わない楽曲で、しかも三十分もある長さ、
  これじゃぁ交響曲とハッキリ云えばいいのに、どうして
  シンフォニエッタ(小交響曲)なんて言うのか。
  だったら大交響曲を作ったのか?
  「交響曲」とハッキリと言明するのがイヤだったんじゃないのか?
  
  ところが楽団プログラムを読むと、
  「特にプーランクのシンフォニエッタについては、団員一同大きな宝物を
  見つけたような気分です。」とある。
  
  実際に演奏すれば、この曲に宝物を見出せるらしいのです。
  CDやナマ演奏として聴いていては、どうにも宝を見つけられないのですが、
  演奏してゆくと丁々発止と楽曲の真髄が得度できる・・・らしい。
  この一文には非常に嫉妬を感じましたね。
  やっぱり演奏し続けている人達には、適わない。
  演奏するって、いいなぁ。


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  *** 過去の 『スコットランド』 なコンサート感想

   (隊長作)
これも小さなホールでのスコットランドです。(625席)
 安藤亮指揮 アンサンブル・ジュピター


   (隊長作)
『青地に白クロスのスコットランド国旗が綴じ込まれているお客様は...』
という嬉しいプレゼント企画があったコンサート。
 米津俊広指揮 埼玉大学管弦楽団















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