(隊長作)

2009年5月30日(土)  18:30   - 264 -    訪問者数

     名古屋工業大学管弦楽団  田尻真高指揮
     愛知県勤労会館講堂
  
  
     シベリウス     交響詩「フィンランディア」
     スメタナ      連作交響詩「我が祖国」より ボヘミアの森と草原から
     ドヴォルザーク   交響曲第9番「新世界より」

  wuowuowuowuowuowuowuowuowuowuowuowuowuowuowuowuowuowuowuowuowuowuo
  

愛知県勤労会館が
平成22年3月閉館と知って、
なんとか閉館前に訪れてみたい
と思ってました。

愛知厚生年金会館が
閉館してしまい、ここんとこ
名古屋の伝統ホールは
閉館続きです。

  愛知県芸術劇場というドデカホールが、しかも栄という最高の立地に
  出来たんじゃぁ、池下の厚生年金や鶴舞の勤労会館じゃぁ分が悪い。
  ウィキによると、平成22年4月から耐震補強工事に入って、存続が模索されるそうだ。
  
  響き過ぎない音響なので、こういった古いホールは逆に大事にして欲しい。
    
  勤労会館は名古屋中心部の鶴舞公園の一角に位置し、
  公園を挟んで名工大や名大医学部が割拠する文化ゾーン。
  

都心にしては大きな公園で、
この勤労会館や名古屋市公会堂、
中央図書館
など様々な施設もあります。

ネックは大型駐車場が無いくらい。
地下鉄で来ればいいのですが、
すっかり車社会に慣れた
今の私には来づらかったホール。
  
  この会館にはむかしの想い出があり、久しぶりに来たが、古くなったことしきり。
  小奇麗に扱われてきた感はしますが、日比谷公会堂のように大改修される
  こともなく年月を経ると、どうしても古くなってしまいます。

  内装やトイレ等はアンティークになってしまって、昔のデパートに来たみたい。
  今となってはオサレ。東京文化会館のように大改装をしないと、
  音楽ホールとしては現役続行は厳しいみたい。
  

2階席もあるタイプだがサイド席がない、
赤い布シート席という典型的な
昔ながらのホール。

この赤いシートのクッションが、とうの昔に
ヘタってるようでスプリングがギシギシ。

先程も述べましたが音響は響かない、
ここまで響かないとアマオケにはキツイかも。

私的には好みなんですね、最近の
クラシック専用ホールは響き過ぎるから、
細かなパッセージがぼやけすぎる。

クリアなサウンドが好みなんですが、
アマオケにとっては両刃の剣。(隊長作)


  
  今回で名工大管の演奏会は3回目。
  東工大や理科大がプログラム面でも頑張っている割に、名工大は
  理系大学にしては選曲保守派。

  次回冬の定演だってチャイ5だし・・・と思ってたら、
  そうなんです、チャイ5が凄い事になってるんです。
  なんと、この名工大以外にも、名大、三重大、静岡大の冬定演が   (隊長作)

チャイコフスキー第5番らしい。
  これで岐阜大の冬定演もチャイ5に決まったら、東海地域の国立大総ナメ。

  むかしから大学オケの名物レパートリーでしたが、ラフマニノフ第2番ブームが
  過ぎたと思ったら、今度はチャイ5ブームがやってきそう。
  かく言う私も、学生時代チャイ5をやってますし、それ以降も4回くらい
  チャイ5は乗ってます。いかにチャイ5演奏会が多い事か・・・。
  

  さてさて、前プロはフィンランディア。
  弦はいい感じに響いていますが、金管がデカイねぇ。
  しかし通常でなかったのは、デカイ金管に負けじと弦も音量がアップされた事。
  結果的には全体が音量弩迫力となり、災い転じて福となす演奏。
  
  スメタナ。
  敢えてモルダウ(ヴルタヴァ)を選ばなかった点は評価したいが、
  演奏は相当優れたものとなっただけに、この実力をもっと演奏されにくい
  中欧系作曲家、バルトークとかヤナーチェクに向けて欲しい。
  「新世界より」と「女狐」とか、ドヴォルザークの7番&9番とか
  (さすがに8番は薦めたくない)。
  

ちなみに先程から書いてます、ホールの音響。
実にクリアなもんで、いろいろな音までもが
「よく」聴こえる。

弦の細かいところや、ピアニッシモな
ピッツィカートもしっかり聴き分けられた。
そして音量が大きくなった時に
重なってくる音・・・「カシャ!」。

学生オケにありがちなんですが、
この演奏会もカメラマン大活躍。
学生時代の想い出を、永遠の一枚にしたいんでしょうね。
自分の演奏写真なんて、なんで見たくナるのかな。

  どーにかならんか、と思うほどシャッター音が気になる。
  気にならないようにと、大音量に被せてシャッター切ってるのは判るんですが、
  ホール音響が良いからか、しっかり音が分離されて聴こえる。
  そもそも楽器の音とシャッター音は、相容れない音なんでしょうね。
  
  カメラ屋さんの仕事を妨害したいわけじゃないですが、私の演奏鑑賞は
  完全に妨害してくれましたから、シャッター音に対して批判しても、
  いいですよね?

  どうしても想い出の写真が必要な人がいるんなら、ゲネプロとかで
  撮っといたらどうでしょう。もしくは演奏者の真横で撮影したらどう?
  
  シャッター音があまりにうるさくて、聴衆がどれほど迷惑してるか実感できますよ。
  音響的に2階席やサイド席が好きなんですが、そういう場所に限って
  カメラマンが徘徊する。カメラマンなりに気を使ってるんでしょうね、   (隊長作)

解かるんだけど、なんとか改善して欲しい。
  

  新世界。
  間合いが長いのに、全体のテンポは速め、キレもあって良い演奏。
  名古屋の学生オケは実に弦がハイクオリティ。
  ティンパニもガンガン勢いがあって、わたし好み。

  新世界と聞いて、イングリッシュホルンの人は第2楽章の出来が気になりますよね?
  フツーに吹けてました、すごいです、フツーに楽々と吹いてました。
  聴かせどころで長くてしょうがないソロなのに、あの余裕の演奏。
  やっぱり名工大はうまいです。
  
  終楽章は学生オケにご他聞漏れず、異様なハイテンション・クライマックス。
  チャイ5とか新世界の大学オケ演奏は、これだから面白い。
  プロはこうまで異様な熱気にはならないもんな。
  

帰り道はコメダに寄る。

いつもミックスジュースと
山パンサンド(ミックス)なんだが、
晩御飯なのでハンバーガー(380円)も追加。

追加したのを後悔するほど、
でかいハンバーガーだった。



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  *** 過去の 『名工大』 なコンサート感想。

    * 名古屋工業大学管弦楽団 角田鋼亮指揮 / シベリウス 交響曲第2番 他

    * 名古屋工業大学管弦楽団 今村能指揮 / ドヴォルザーク 交響曲第8番 他

  *** 過去の 『OB』 なコンサート感想。

    * 名古屋工業大学管弦楽団OB会 曽我大介指揮 / ブラームス 交響曲第4番 他
















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