(隊長作)

2009年6月27日(土)  18:00   - 268 -    訪問者数

     明治大学OB交響楽団   高橋隆元 指揮
     杉並公会堂

     バッハ      トッカータとフーガ(カイリエ編)
     ビゼー      「アルルの女」第一・第二組曲
     ブルックナー   交響曲第4番「ロマンティック」

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杉並公会堂

今年は東京によく行っている、
6月迄で8回。
今年の演奏会はこれが
29公演目なんだけど、
東京モノは実に15公演目。

それだけ今年上半期の
東京コンサートは充実していた。
(隊長作)



  新響のタコ4でノックアウトされた1月、ダスビのタコ10が2月、アイノラの3月やナデージダ4月と、
  今思い返しても行った甲斐があった演奏会の連続。

  今回の明大OB響は当初、正直埋め草的なスケジュールだった。申し訳無い。
  折角、カネと時間を注ぎ込んで東京さ出て来たんだ、元を取らねば、
  と思い、土曜は昼夜、日曜もいいのを聴いて帰宅したい。

  尚且つディスクユニオン3ヶ店(お茶水、新宿、吉祥寺)も寄りたいし、
  吉祥寺いせやとか杉並よこ田も行きたい。
  そうそう、そう言えばその「よこ田」が、こっちのTVに出ていた。
  あの懐かしい臙脂の暖簾がブラウン管に出てきた時にはビックリ!
  やっぱりわかる人にはわかってんだよね、「よこ田」。

  さてさて、新宿文化センターでエルガー第1番を聴いた私。
  新宿5丁目を歩くと、新宿まで徒歩5分ほどの所なのに、
  普通の住宅街が佇んでいるのが不思議。それでいて
  靖国通りに出てしまうと一気に大都会なんだから、差が激しすぎる。
  

荻窪

18時から荻窪杉並公会堂なので、
手早く中央線に乗る。
ちろんディスクユニオン新宿店や、
ブックオフ荻窪店に寄るのも忘れない。

途中の阿佐ヶ谷や高円寺に寄れないのが残念。
この辺は面白い街だらけなので、
各駅でブラブラしたいが、コンサートがあるんだし
それが目的で上京してるんだから我慢我慢。

  今回は大学OB管を考察してみたい。
  私が今まで拝聴してきたOB管は、同志社東京アンサンブル、明治大学OB交響楽団、
  愛知教育大学管弦楽団同窓会、名古屋工業大学管弦楽団OB会など。
  
  楽団によっては学校のある地名や縁のある名称を代替としてネーミングしているから、
  本当はもっと聴いているのだと思う。これらのOB管、一部を除いて、意外とどれもこれも上手い。
  
  数いるOBの中でも、上手いOBだけが厳選されて集まっているんだろうから、
  やっぱり上手い。しかしこれだけオケが新規に設立され、各所で独自のオケが
  勃興しているんだから、何も数々のしがらみが多そうなOBオケを選ぶ人は
  少ないんじゃないか、と勝手に考えていた。
  
  しかし、現実は違う。
  一部を除いて、どこもかしこも上手い。
  並レベル以上、なんてもんじゃないほど上手い。
  母校愛というのか、同窓のパワーと言うのか、何だか計り知れない力が
  影響してしまうのだろう。
  
  杉並公会堂
 今回の「ロマンティック」。
 音楽の流れや勢い、そういった私が最も好む
 横の線を重視した演奏だった。
 さすがブルックナーを選曲しただけあって
 金管が輝かしく美しい。

 ただ弦との掛け合いでバランスが
 崩れるところもあった。
 細かなアンサンブルは練習時間に
 比例してしまうのだろうが、
 大きな流れでの意思統一は
 充実したものだった。

  深々としたブルックナーの余韻を楽しみたいところだったが、   (隊長作)

終楽章終了直後、拍手をするトーシロー現る。

  明大OBで無いことを祈るし、こういう人がいると演奏会そのものの余韻が壊滅してしまう。
  演奏会って、聴衆も一緒になって作り上げているんだな、と思った。



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  *** 過去の 『第4番ロマンティック』 なコンサート感想。

    * お茶の水管弦楽団  田中一嘉指揮

    * 愛知教育大学管弦楽団同窓会  北原幸男指揮

    * NHK交響楽団  ブロムシュテット指揮



















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