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コンサート感想


2011年4月17日(日)13:30  すみだトリフォニーホール
東京楽友協会交響楽団 / 松岡究 指揮
 バッハ : 前奏曲とフーガ
 マーラー : 交響曲第9番

(隊長作)



東日本大震災によって、東京のアマオケ演奏会は
すみだトリフォニーに偏っている。

4月以降も東京各地に出掛けたが、11月21日現在30公演聴いている。
この内、すみだトリフォニーが6公演も占めているのだ。
NHKホールでさへ4公演、次点が新宿文化センター2公演。

杉並公会堂や大田アプリコなどにも行ったが、4〜11月の間では
1回しか行っていない。すみだ6突撃というのは、我々にとってやはり多いのだ。



これが吉祥寺や池袋だったら、遊びにしろ食事にしろいろいろ楽しめて良い。
しかし錦糸町となると、たまに行くなら楽しめるが毎月のように行くと、
さてどうしたものかと困ってしまう。

特に食事、考えてみると錦糸町はお気に入り食事処が無く、
食べログを毎回検索している。


インドカレーというものは、ときどき無性に食べたくなる。
夜遅く食べると胸焼けになるので、ランチに食べることとしている。



むかしはCoCo壱番の近所に住んでいたので、カレーと言えば
ココイチを好んでいたが、最近はカレーライス屋よりインドカレーの方が多い。
ナンは旨いし、タンドリーチキンも旨い、タンドリーフィッシュなんてもっと旨い。
カツカレーも捨て難いが、ナンをつけつけキーマカレーを喰うのが一番好きだ。

スパイスガーデンに入った。
雑居ビルの2階なのだが、なかなか旨かった。
ナン&ライス食べ放題、カレー2種、タンドリーチキン1ピースに
ラッシーも付いて千円未満。

食べログ感想はパっとしないが、私の実体験はなかなか良かった。
店内はきれいだし、くつろげる。結構旨いし。




さて、今回はマーラー第9番。
十年も前なら、マラ9と来れば大騒ぎしたものだが、最近はもう珍しくない。
実際今年はマーラーをよく聴いている。

第3番 (N響&ミュンフン、 千葉フィル)
第6番 (練馬響、 モーニングフィル)
第10番 (ルスコアール管)。

もう第1番や第4、第5番は行こうとも思わなくなってしまった。
なんて贅沢な。しかし、それが本音なのだからしょうがない。

近日、N響&デュトワでマーラー第8番があるのだが、チケットを
取る取らないで揉めた。

隊長は「ハズレ演奏になるだろう」と予測するが、私は
「さすが第8番なら聴いておきたい」とその希少性を無視できない。

第8番ともなると、あの大音響スペースワールドに包まれないと
意味が無いのだが、NHKホールのE席では大音量に包まれるだろうか?
音量不足の第8番でもいいのか、でも第8番なら聴いておきたい、
いまだ迷っている。

などと迷っていたら、11月21日現在、チケットは全席完売していた。
デュトワでもマラ8なら完売するんだなぁ・・・、マーラー恐るべし。

(隊長作)



演奏感想。
全体としては、やわらかなアプローチ。
指揮者Qちゃんは期待していただけに、ちょっと、うーん。
そこに「キレる」感じが加われば最高だったのに。
アクセントをもっと効かせて欲しかった。

アクの強い演奏は指揮者の好みではないのだろうが、
安定した演奏というのに物足りなさを感じてしまう。
楽友協会はそこそこなレベルなんだから、通常演奏より、
一歩踏み込んだ解釈を期待したのだが・・・。

第3楽章終盤の追い込みや、第4楽章の感情移入たっぷりは
とても良かった。

(隊長作)

過去のコンサート感想。

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