- 2011年10月2日(日)14:00 新宿文化センター
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早稲田大学交響楽団 / 田中雅彦 指揮
ブラームス : 悲劇的序曲
R・シュトラウス : 交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
R・シュトラウス : アルプス交響曲
新宿文化センターは今回で5回目だが、少し早めに着いたので
館内レストラン「モア」で食事をした。
レトロで昔ながら「食堂」といったナイスな風情で、メニューが豊富。
オムライス、カレー、パスタ、ハンバーグからサンドイッチやサラダまで
全てが各種バラエティに富んでおり、どれにしようか迷っちゃう♪
余り減ってなかったのと、あの三角形の軽食喫茶のサンドイッチが
懐かしくて、ミックスサンドをチョイス。
新宿駅から十分以上歩かなきゃいけないんで好きじゃないけど、
このレストランなら再訪したいから、また行ってみよう。
腹も膨れたことだし、アルペンでも聴くか!と下に下りるとビックリ!
開場待ちの大行列がロビー一杯に蛇行した挙句、入り口の外にまで
長い列が出来ていた。
入場制限も有りえそうだったので、最後尾を探して並んだ。
今まで大学オケの当日券狙いで入場できなかったのは東大だけですが、
早大だって有りえるかもしれない。
しかも演目がアルペンです。
結局は無事入場できたんですが、かなりの入場者数でした。さすがです。
さて、感想。
悲劇的序曲はゆったりしたテンポ運びで、重厚さを出した解釈。
指揮者がベース出身だから?と穿ってしまう。普通の大学オケでは、
冬の定演・前プロは一年生デビュー曲ですが、早稲響も、そうなの?
もし、そうだとしたら、やっぱりココは上手い。
新入りが混じっている微笑ましさが、ほとんどない。可愛げがないくらい。
中プロ・ティル、メイン・アルペンと続くのだが、
技巧的&リヒャルト風を出す面で言えば、ティルの方が難しいのでは?
といつも思ってしまう。
個人的にはティルみたいな曲は全く好きになれないんだけど、
リヒャルト・メインの演奏会では良く採り上げられるティル。
ティルをやるんだったら、メタモルフォーゼンとか薔薇騎士組曲の方が
よっぽど嬉しいんだが、世情ではティル人気が勝るんかなぁ?
新宿文化センターは古くて響き過ぎない安心したホールなんですが、
座ったエリアが1階前列に座ったからか音響バランスが苦しく、
通常の感想にはならないことを断っておこう。
打楽器とパイプ・オルガンがズンズン届いてきて、我が隊的には
実に面白い演奏に聴こえた。
CD鑑賞とライヴ体験の決定的違いは、座席をどこに陣取るかで
演奏が大きく変わること。
そりゃCD(オーディオ)だって、再生システムやスピーカー次第で
グングン面白くなるんだろうが、座席を2階後方にするのと
1階最前列にするだけで全く異なった聴こえ方になるし、
低弦対角線上に座れば低音重視になるし、アルペンのように
ホルン部隊の対角線上に座ったり座らなかったりするだけで、
その比率はかなり違ってくる。
こういう風に、今日の演目次第で座る場所を自由に選択できる点が、
アマオケ演奏会では嬉しいところ。
だから、たまに、アマオケで座席指定や2階閉鎖なんてあるけど、
あんな時は心底ガッカリする。
前プロ・中プロで実験的に座席を選び、ミスったなと思えば
メインで座席移動。そんな自由(座席移動)がアマオケ演奏会は利点だが、
それを奪っちゃいけないよ。
この時の演奏会は座席自由だったけど、人気オケなので
完全自由に移動できる空席が少なかった。
過去のコンサート感想。
「ワセダ」な感想。
- 2011年7月2日(土)17:30 南大沢文化会館
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早稲田大学弦楽合奏団「律ゾリステン」 / 柳澤明良 指揮
グリーグ : ホルベルク組曲
アルビノーニ : オーボエ協奏曲
ウォーロック : カプリオール組曲
ニールセン : 弦楽のための小組曲
- 2009年2月16日(月)19:00 東京芸術劇場
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早稲田大学交響楽団 / 山下一史 指揮
ウェーバー : 歌劇「オイリアンテ」序曲
R・シュトラウス : 交響詩「英雄の生涯」
バッハ : プレリュードとフーガ
石井眞木 : 日本太鼓とオーケストラのためのモノプリズム
- 2004年5月23日(日)14:00 すみだトリフォニーホール
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早稲田大学フィル / 小林研一郎 指揮
マーラー : 交響曲第1番 他