- 2012年4月22日(日)14:00 杉並公会堂
- アイノラ交響楽団 / 新田ユリ指揮
シベリウス : 2つの厳粛なメロディ
シベリウス : オーケストラのための3つの小品(騎士風ワルツ)
シベリウス : ヴァイオリン協奏曲
シベリウス : 交響曲第6番
杉並公会堂といえば荻窪。
この荻窪という街は賑わっているのに歩きやすく、旨い店が沢山あり、
ブックオフ大型店まである。
昨日渋谷(NHKホール)に行ったんだが、人が多くてガラが悪くて辟易しました。
渋谷は飲食店が膨大なのに、人も負けじと多く、煙草を吸う人も多いので渋谷では
何も食べたくない。
食事中に煙草の臭いがしたら、臭いがイヤってより、そいつの心持ちに対して
激怒してしまって食べ物の味が無くなる。
新宿や池袋はあそこまで酷くないので、渋谷はこのままじゃ翳ってゆくだろう。
坂だらけだしね!
話は戻して、荻窪。
実際、公会堂のある北口しかうろついてないんだが、今回は荻窪で
よく行く飲食店を全部書いちゃおう!
まずは荻窪と云えばラーメン。
うちの隊長はラーメンにうるさく、昔ながらの中華そば、醤油味の細麺に
ホウレン草のおひたしなんかが乗ってる古臭いのが好きなんです。
そんな理由で隊長は春木屋オシ、私は丸福オシ。
私の丸福は近頃お客が減ってるようで心配してましたが、
先月は満席&閉店マジカで断られました。復活していて嬉しかった♪
杉並公会堂の北向かい、昔ながらの中華定食屋「三龍亭」も行きます。
餃子でビールが最高。
次に焼き鳥。
北口ヨコの立飲み焼き鳥「鳥もと」は少し東に移転しましたが、
ビニールシートの風除けがイイ感じ。どれも安くて旨い。
サクっと食べて呑んで、コンサートに行く。よく寄ります。
杉並公会堂の西向かい、いつも健気に呼び込みをしてるインド料理店「クマル」。
店長の必死さがセツナク、「今度こそ寄ってあげよう」と思います。
味も旨かったんですが、胃が弱いんでカレー・ディナーは苦手。
だったらランチで行けばいいやん、と言われそうですが、
ランチには取って置きの店があるんです。
それが、今回行った炭火焼肉「祥山亭」。
日の出街商店会という小路に、ごちゃごちゃと飲み屋が並んでるんですが、
黒い外観の2階にあります。
2階の焼肉店なんでチョット入り辛いんですが、中はシックでオシャレで
安心して食べられます。
シックでオシャレなところが、私を安心させるのでしょう。w
何よりランチのコスパが高く、千円前後で結構な質・量が味わえます。
炭火桶で焼き、上定食でも1,300円。ご飯お代わりもOK。
この演奏会で初入店したのですが、結局以後、5〜6回は再訪してます。
荻窪は店があり過ぎるんで、5〜6回でも頻度高いんです。
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さて、アイノラ。
この2012年4月演奏会は第9回定期演奏会でしたが、
我々にとっては7回目の突撃です。
東京はコンサートの激戦区で、アイノラほどのオケといえ、
凄い演奏会と被ることもままあるんです。
実は本日、2014年4月13日はアイノラ響第11回定演なんですが、
聴きに行けません。
これまた凄い演奏会と被ってしまったんですねぇ。
申し訳ない、アイノラの皆さん。
来年はクレルヴォ交響曲なんで、是非、聴かせて頂きます。
演奏感想。
う〜む、弦楽器が弱くなっている。
当時、弦楽器オール募集となっていたこともあるように、
人不足なのかもしれない。
私は交響曲なら第2番だけ演奏経験があるんですが、
そりゃもうミニマム音楽のような練習でした。
譜面は幾何学模様のようで、音楽を楽しむというより
「この音形を何十小節やったら次に移行して」と、
反復演奏の回数を数えてばかりでした。
そんなたゆたう音形の上に木管が歌い金管が咆えるんですから
管楽器は楽しいんですが、弦は実につらい。
そんな事情も弦楽器奏者募集に反映してるんじゃないか、
と妄想してしまいます。
ただし、シベリウスの究極を追求する素晴らしいオケなんで、
弦楽器の人は是非、アイノラを盛りたてて欲しい。
新社会人をあちこちで見かける季節ですね。
私だってフレッシュだった季節があったんですが、そんな頃、
毎日聴いていたのがシベリウス第6番でした。
職場の周囲を観察しようと次の乗り場までわざわざ歩いたりしたんですが、
そんなとき聴いていたのが第6番でした。
春から梅雨にかけて、草花がいきいき蒼く育って、
第6番の音楽とマッチしていた。
CDは鉄板のブロムシュテット&サンフランシスコ響。
サンフランシスコのシベリウスなんてどうだか?と思う人もいるでしょうが、
ほんと美しい演奏です。
この曲を聴く度に、社会の厳しさに出会っていなかった
あの子供だった自分を思い出します。
私はシベリウスと云えばクレルヴォと繰り返して来ましたが、
番号つき交響曲の中だったら、第6番が最も好きです。
大人になる直前に、純粋な心で見つけた最後の美しい花だったからでしょう。
蒼く、瑞々しい。可憐でやさしい。おとぎ話のようで、
小川のせせらぎのように音楽が流れてゆく。
北欧音楽の中で、最も美しい一曲といえば、これに勝るものは無い。
過去のコンサート感想。
「クレルヴォ」な感想♪
- 2007年12月22日(土)16:00 すみだトリフォニーホール
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アイノラ交響楽団 / 新田ユリ 指揮
シベリウス : 交響詩「クッレルヴォ」 作品7