ト音(隊長作)

9月20日(祝月)  14:00   - 46 -   訪問者数

    ロジェストヴェンスキー指揮  読売日響  東京芸術劇場
  
    ストラヴィンスキー   音楽劇「ノアと大洪水」
    ストラヴィンスキー   バレエ音楽「春の祭典」

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  芸劇前 天井

年に1ヶ月の、ロジェヴェン月間です。

ショスタキストなら、避けては通れない
名盤の数々を送り出している
ロジェストヴェンスキー。
(以下 ロジェヴェン)

  昔は読響でも、ショスタコ・ツィクルスをやってくれてたそうですが、
  近年はスクリャービンとか今年のストラヴィンスキーとか、
  がっかり企画ばっかり。
  そのうちチャイコフスキー・ツィクルスでも始めるんじゃなかろうかと、
  不安になってきます。
  
  ロジェヴェンは、やっぱタコとかプロコなんだから、頼むからそういうのに
  専念してくれよーと願っているのは私だけではないはず。
  でも、ロジェヴェンはいつも前向きだから、
  来年も想像外のプログラムを持ってくんだろーなー。
  ボリショイ劇場も辞めちゃって、今、彼はどこで何を振ってんでしょうか?
  
  前半は独唱陣と合唱団を従えた「ノアと大洪水」。
  25分の中規模な音楽劇ですが、正直、つまんなかった。
  終演後、みなさん暖かい拍手を送ってらっしゃったけど、
  ホントに良かったの?
  と云うより、どこが良かったのか一人一人発表して欲しい。
  
  滅多に演奏される事の無い秘曲を、思い入れたっぷり演奏することは大切だけれど、
  どこがそこまで彼を突き動かすのかサッパリ分からんほど、音楽は理解不能。
  いっそ、大音響とか合唱団の絶叫が荒れ狂えばハラハラできるんだけど、
  合唱団の出番が少ないこと少ないこと。
  ストラヴィンスキーももうちょっと出演者の気持ちになって書いて欲しいもんだ。
  
  私も読者諸兄も気になるのは、「ハルサイ」の出来でしょう。
  まず、結果としましては、隊長はOK、隊員はNO、でした。
  それだけ個性的で、アクのある新境地な世界でした。
  
  特徴といたしましては、テンポ。
  徹頭徹尾、インテンポに終始しまして、これが効果的でもあり、逆効果でもありました。
  スローテンポで延々じりじりジワジワ攻めてくるんですが、
  緊張感が強いだけにアンサンブルは強固で、ズシズシと心に響く音楽です。
  ですが私としましては、ロジェヴェンと云えば「アッチェレランド」なので、
  インテンポによる「揺らし一切なし」は、がっかりでした。
  
  彼の六〜七十年代の録音を愛聴してますと、ここぞという辺りで、
  ワクワクするようなまくし立てが爽快なんです。
  ですが今の彼には、そんな子供だましみたいな手法は飽きたのかもしれない。
  老成した巨匠による、堂々と雄大なハルサイでした。
  終演時では、ブラヴォーとブーが交錯する華やかな反応でした。   たこ(隊長作)

ちなみに、この日から一週間。
私はハルサイが絶えず頭の中に流れてるんです。
  その時は、彼のハルサイに反発してたんですが、
  体というか頭が勝手に忘れられないようなんですね。
  ですから10月2日(土)のチケットも買いました。
  ラヴェルやシャルパンティエの小曲集コンサートなんですが、
  ロジェヴェンの「ボレロ」は期待できます。
  彼の踊るようなボレロは、きっと名演になるに違いない。
  

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