トマト(隊長作)

10月16日(土)  18:30   - 49 -   訪問者数

    玉置勝彦指揮  コンセール21管弦楽団  大田アプリコ・ホール

    ブラームス   交響曲第4番  他

  ootaootaootaootaootaootaootaootaootaootaootaootaootaootaoota

  夜のアプリコ
今年だけで4回目の「ブラ4」です。
ブラ4とは縁が強いようで、
もうこの曲は隅から隅まで解っている様でいて、
毎回微妙な表情の変化に楽しみを感じます。

そんな愉しみ方が出来るから、
この曲に何度も足を運んでしまうのでしょう。

  でも、オーケストラさん、ブラ4とチャイ5はやり過ぎですよ。
  ブラ4をやるならニル4を、チャイ5をするならニル5をやって下さい
  (あれ?違うかな?)
  
  オケも指揮者も初めてだったのですが、巧い楽団です。
  最近私も知恵が付いて来たのか、嗅覚が発達してきたのか、
  アマオケは何だか上手く当たってます。
  これが大学オケだと、とんでも演奏にぶち当たって、ギャンブル性が増すんですが、
  憎まれっ子になりそうで最近聴いてませんね。
  
  指揮者・玉置勝彦さんは、真面目で温厚そうな紳士。
  何とはなしに、詰まんなさそうな予感がしたんですが、
  オーソドックスな演奏ながら良かった。
  私は兎に角、面白い演奏が好きなんです。
  ですから、こういった正攻法な演奏は退屈する筈なんですけど、
  退屈しなかったどころか、安心して音楽に身を任せられた。
  これは非常に珍しいことなんです。
  
  また、私よりも輪を掛けて奇妙なものが好きな隊長も、
  「普通の演奏なのに、良い演奏だったねぇ」と首を傾(かし)げています。
  全然誉め言葉になってませんが、我々としては或る種、
  不思議な感覚になった演奏でした。
  
  また、次回の演奏会にはとても注目しています。
  ブルックナーの中でも滅多に演奏されない大名曲「第5番」。
  来年4月23日(土)、大田区民ホール・アプリコ大ホールにて
  ハイドン・ヴァリエィションとのカプリングです。
  指揮者は今回の玉置さんとは違って藤崎凡氏ですが、楽団の演奏技術は
  折り紙つきですので、ブルックナー・ファンの方は必聴ですヨ。


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