(隊長作)

4月2日(土)  18:30   - 76 -   訪問者数

   田久保裕一指揮   中野区民交響楽団   なかのZERO大ホール
  
   プロコフィエフ      「ロメオとジュリエット」より抜粋
   リムスキー=コルサコフ   交響組曲「シェエラザード」
  
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  お昼にティアラこうとうで「ロンドン・シンフォニィ」を満喫した
  その足で、中野で地元オケを聴いてきました。
  久々のはしごコンサートです、吉と出るか凶と出るか。
  
  中野駅から降りて南口を新宿方面へ。
  なかのZEROホールへ行く時は、必ずこのホールへの道すがらで腹ごしらえ。
  そんなに飲食店があるわけでもないんですが、焼肉店あり、割烹店あり、
  鮨屋ありと、しかもどれもが旨いです。
  今回は気になっていた中華屋さんでチャーハンを食しましたが、
  塩胡椒が効いていて絶品でした。
  こんなに旨いチャーハンを作っていても、
  有名になる訳でもなく行列が出来るわけでもなく。   (隊長作)

世の中は理不尽なことが多い...。
  
  皆様もお気づきかもしれませんが、私が演奏感想本題になかなか
  入らない時は、感想本文をどう書くべきか苦慮している時です。
  しかも演奏なさった団体からしてみれば、結構理不尽な理由です。
  
  プロコのロメジュリがお目当てだったんですが、
  エンジンはフル回転で無かった。
  メインがシェエラザードだったため、体力配分をしたのかな。
  
  「ロメジュリ」っつうもんは結構デリケートな曲でして、
  前菜とか付け合せでやれる曲じゃない。
  やれたとしても、それは大したものにならない。
  
  それでいて短い曲から組み上がったバレエ音楽だから、
  集中力を持続させて一気呵成に怒涛の連続演奏をするワケにもいかない。
  1曲1曲は珠玉の名曲ばかりだから演奏会映えするように思うのだが、
  実際のプログラムで感動的名演を成し遂げるには、ちとキツイ曲だと思った。
  
  こう書くと、「じゃぁロメジュリは演奏会には不向きなんだな」
  と思われそうだが、「メイン」で取り組めば大丈夫。
  そう!メインでがっぷりと取り組んで欲しいんよね。
  
  問題はシェエラザードでして、これは全く私の独断と偏見の至極みたいな
  感想しか浮かんでこなかった。
  端的に述べると、「じっくり聴いてみたが、好きくない」。
  どうしてこう感じたのか、考えてみた。
  
  この曲とは高校生の頃の出会いで、当初はなかなかよく愛聴した楽曲だった。
  この曲が気に入ったもんだから、交響曲第2番「アンタール」まで
  手ぇ出して交互に聴いたもんでした。
  しかし、いつの頃からかぷっつりと聴かなくなって、
  社会人となってから聴いた事はあったかしらん?
  てなくらいまで聴かなくなった。
  とことん厭きたんだと思う。
  
  そして約十年ぶりに聴いてみたんだが、懐かしさよりも自分が厭いてしまった事を
  あらためて再認識したに過ぎなかった。
  みなさんもあるでしょう?
  なんであんなものに執心したのかなぁってこと。
  
  というわけで、シェエラザードに関してはこれでお仕舞い。
  どうもすいません。
  
  
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