(隊長作)

4月23日(日)  18:30   - 78 -   訪問者数

    藤崎凡 指揮   コンセール21管弦楽団   大田区民アプリコ
  
    ブラームス    ハイドン・バリエィション
    ブルックナー   交響曲第5番
  
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  蒲田で買ったワイン達
最近我が隊はワインに凝っておりまして、
何が原因かぁ忘れてしまったんですけど、
せっせせっせと買っては飲んでいます。

ワインといえば、
欧州旅行で飲み歩いた数々のグラスワイン(一番安い酒)の
レベルの高さ。

  それに比べて、日本で出回っている安いワインはそれ相当な味しかせず...、
  と、最近まで思っておりました。
  
  しかし、ワイン・ブームもすっかりサッカーのように日本に根を下ろし、
  好きな人は定着しているようです。
  我々もブームの頃は毎日のように飲んでたんですが、
  最近はそう言えば、飲んでなかった。
  
  でもまぁ、最近はまた飲んでいるんです、安いの中心に。
  考えてみると、我々はワインもそうだけど、
  コンサートにしろ(アマオケは千円、国内オケも2〜3千円、
  外来オケなんてどうせやる気がないんだからって決め付けてて行かない)、
  本にしろ(ブックオフの105円に集中)、
  CDにしろ(某中古ショップ御用達、もしくは某外資系メガストアで廉価盤漁り)、   (隊長作)

安いのばっかり漁ってるなぁ。
  私が関西人なんで、安いのの何が悪いんんんん?
  てな発想が強すぎるからなんだろうけど、考えてみたら高いものが我が家には
  全く無いなぁ。
  こんな人が「お上品なクラシック」を愛聴してるんだから、可笑しな話です。
  大田区民アプリコ
さて、今回の「大田区民アプリコ」は、
大田区らしさが感ぜられぬ蒲田にあるんですが、
この駅ビル1階に大きな酒屋さんがあります。

駅ビルの酒屋にしては、かなり広いスペースなのに酒壜がぎっしり。
そして売り場の半分近くがワイン天国なのです。
  
  ワインって一度空けると酸化しちゃうので、早く飲まなきゃって
  気になるんだけど、早く飲むにはビールより高いから勿体無い。
  でも旨いから飲んでしまう。
  ここらへんが、貧乏人はワインを常飲できない主因かと思うんです。
  
  それからガラス瓶に入っているから重い重い。
  フルボトルサイズで4〜5本も買ったら、もうその後のお買い物は
  中止せざるを得ない。   (隊長作)

そう、我々みたいにエコ・ライフ派は自家用車を「敢えて」持たないんです。
  ところがこの酒屋は、参千円以上買うと、
  23区内なら送料無料というサービスをしている。
  しかも5百円前後のワインがコロコロ転がっているので、目移りして困ってしまう。
  
  と、まぁ、蒲田に来ればアプリコがあるんだけど、
  そこへ行くまでにこの酒屋が困った存在なのですが、寄ってしまうんですねぇ。
  ですからアプリコは大好きなホールなんですね。
  
  さてさて、今回の演目はブル5。
  年に数回はこういった大名作なのに演奏頻度が稀少な傑作を
  演奏してくれる楽団が出てくる。
  今年2月はプロコの5番が3団体も重なったですし、
  世の中は少しづつ動き出しているのかも知れませぬ。
  
  ちなみにブルックナーといえば、私よりも隊長がうるさい。
  私にとってブルックナー高熱は高2から大学までがピークだった。
  それはそれはもう愛聴して止まなかったです。
  今も勿論愛聴致しますが、熱病に浮かされたようには聴いてないです。
  (ちなみに今の私が猛烈に溺れ切っているのが、ベトベンのPコン第4番)
  
  隊長は、私から見れば「今更ながら」なんですが、   (隊長作)

「ブルックナー♪ブルックナー♪」と五月蠅い。
  逆にゾッコンになっている時に、演奏会に出くわせるんですから羨ましいです。
  
  
  そんな隊長と感想を話し合ったんですが、
  隊員「指揮者が良くないんじゃ...」
  隊長「第2楽章の再現部で滅茶苦茶素っ飛ばしてた箇所があった。
     あれは合わん。」
  隊員「うーん、あれかぁ。あれは確かに早すぎた。同じ旋律を繰り返すわけだから
     観客を飽きさせないようにとの配慮かもしれんが、あれはイカンねぇ。」
  
  隊長「あそここそ、歌わせんと!」
  
  なにも第2楽章だけを突こうと云う訳ではないんですが、
  究極的は指揮者と相性が合わない演奏だった、という一語に尽きます。
  オケ演奏はブルックナーで陥りやすい管・弦バランスも、ずいぶん上手くいっていて、
  こういった点はこの指揮者ならではの技量なのかもしれません。
  

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