(隊長作)

5月1日(日)  21:00   - 81 -   訪問者数

    ベートーヴェン  ピアノ・ソナタ第30番 
         (Pf)エマニュエル・シュトロッセ
    ベートーヴェン  ピアノ・ソナタ第31番 
         (Pf)フランク・ブラレイ
    ベートーヴェン  ピアノ・ソナタ第32番 
         (Pf)ニコラ・アンゲリッシュ

    東京国際フォーラム ホールB7

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  前売りチケット売り場
東京に出てきて、今更ながら
初めてのピアノ単独演奏会。
新鮮でした。

ゴールデン・ウィークの前半、
大変面白い企画でありました
「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」。

  東京国際フォーラムの幾多ものホール&スペースを3日間貸し切り、
  ベートーヴェンの大方の楽曲を朝から晩まで垂れ流そうというもの。

  9つの交響曲はもとより、協奏曲・序曲・ミサといったオーケストラを伴う
  ものから、室内楽・独奏曲といった大小無数の作品を千五百円で聴けれるというのだ。
  私にとっては千五百円は微妙な値段だが、プロの演奏としては格安なのだろう
  (千五百円に見合う演奏をプロが必ずしているとは思えないのだが)。
   
  まぁ、そんなこんなで、こういった意欲的な挑戦には是非一枚噛みたいと
  思ってチケット予約してみたのだが、第一希望のピアノ協奏曲第4番は
  25百円の席しか残っていないという。   (隊長作)

早くも却下。
  お次は交響曲第4番をと思ったが、時間が予定と合わなくて断念。
  結局、フと思いついて、今回の最後のピアノ・ソナタ集を選んだ。
  
  ちなみに私はピアノ・ソナタの世界は門外漢。
  クラシックを聴かない人からは、ベートーヴェンを聞いてりゃ、
  ショパンやリストのピアノも詳しいんだろうと思われるようだが、
  ベートーヴェンのピアノ・ソナタさへ多少つまむくらい。   (隊長作)

ところがこれが不思議なもので、昔飼っていた愛犬の名前が
ベートーヴェンの或るピアノ・ソナタの愛称から採っていた。
  だから一部のピアノ・ソナタはそこそこ聴きます。
  
  今回の後期ピアノ・ソナタ群は、CDならもっているけど...という程度。
  ですから演奏会までの1週間は久々に予習予習の日々でした。
  この演奏会予習ってのは久々で懐かしかった。
  そこそこ知ってから聴くのと、知らずに聴くんじゃ、楽しめ方が大違いだもんね。
  ベートーヴェン
しかし、難しくもあり、
面白い音楽ですね。

ベートーヴェンにしろマーラーにしろ、
彼らが二百年くらい作曲を続けていたら
神の領域でさへ突破できるんだろうな、

と思われるんですけど、
ベートーヴェンの晩年の音楽は凄い世界だ。

  あらゆるものから跳躍し、天国の門のあたりでうろうろと彷徨っている感じ。
  門の周りには見たことも無い花があったり、少し遠くを眺めれば阿鼻叫喚の
  地獄の赤い池が垣間見えたりと、どこかへ辿り着こうとしている葛藤が
  音に結晶化されている。
  そんな音楽。
  
  今回のようにこの3曲を連続して演奏するというのも、よい体験だった。
  
  聴いている方も弾いている方も、ものすごい緊張感で、
  終わった時はぐったりとしてしまった。
  

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