(隊長作)

11月13日(日)  20:00   - 99 -    訪問者数

    ダウスゴー指揮    デンマーク放送交響楽団
    ケルン・フィルハーモニー・ホール        - その2 -

    ポウル・ルーザス   アンデルセンの歌
    ベートーヴェン    ピアノ協奏曲第3番
    ニールセン      交響曲第5番

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  電車
フランクフルト国際空港に着いた者が、
ベルリンに鉄道で向かうには、
ドレスデン経由の方が断然近い。

それが何ゆえにケルンに一泊してまで、
ハノーヴァー周りでベルリンに
向かうというのか。
しかもその後はオランダへ行くのに。

  それは勿論このケルンには、外す事ならぬコンサートが横たわっていた事に他ならない。
  ベートーヴェンやブラームスを一等に好きだったら、さぞかし人生が楽だったろうなと
  思うのだが、このニールセンやプロコが一等に好きな我々にとっては、
  コンサートにありつくだけでもひと苦労だ。   (隊長作)

ニールセンの交響曲は依然、圧倒的に第4番「滅びざるもの」が人気。
  しかし、私は数年前、ロンドン・プロムスの一コンサートで聴いた、
  ニル5の生演奏以来、この曲こそニールセンの最高傑作だと言い切れる。
  プロムスでは、チョン・ミュンフン指揮スウェーデン放送響の演奏だったが、
  小太鼓がコンサートホールの怪人のような効果をあげ、
  我がコンサート人生の一・二を上げる出来事になってしまっている。
  
  そんな想い出を追い越してくれるコンサートに出くわすべく、
  こうして日々、ホールを巡っているのだが、果たして今回のニル5は
  いかがだろうか?
  ケルンのフィルハーモニーホール入り口
ケルンのコンサートホールの外観は、
市民文化会館、内部は最新鋭の
ホールといったチグハグな印象。
(隊長作)


おそらく、最近大改装をほどこしたものと思われ、
外壁の古さと内部の床・イス・内壁は
この何年かに作られたような美しさがある。

ホワイエや照明だってピカピカで、
現代的な装飾ながらオペラ・ハウスの
ような優雅さがある。

  舞台が楕円形に取り囲むように180度座席があり、
  サントリーのような縦長がじゃない、緩やかな楕円のホール空間。
  ところが、ひとつ致命的にやっかいな事が。
  天井が低いのだ。
  
  既存のハコモノを生かして、なんとか新しい座席配置を再構築したかの
  ような違和感がある。
  舞台から音は180度に向かって飛散するが、音響上、問題が出てくる。   (隊長作)

残念だが、音響がかなり悪い。
  今回は、ヴィオラの真向かいにくるような2階席、サントリーで言えば、
  LAブロックあたりに陣取ったが、オケがおそらく熱演しているんだろうけど、
  音量が今一つ足りない。
  まるでNHKホールのようだ。
  もっとも、1階席のしかも極上エリアで聴けば、また違った音響が楽しめたのかも
  しれないが、「良いホール」とはどんな席でもかなりの喜びが得られる音響が
  広がっていると思う。
  
  ホールは前後に伸びるのは良しとしても、左右にまで伸びると、
  間抜けな空間になってしまう事を、あらためて体感できるホールといえよう。
  (嫌味な言い方ですねぇ〜)
  
  ホールの悪さをゴチャゴチャ書いても仕方ない。
  今日の演目は、テノール付きの現代音楽を前プロに、ベートーヴェンの
  Pコン3番、ニル5というプログラム。
  ケルン駅
現代音楽には理解力がある方だとは思うのだが、
これはつらかった。

これとは、ポウル・ルーザスの「アンデルセンの歌」の事ね。
ちっとも「歌」なんてものじゃ無かった。

オーケストレイションは幽玄的だったが
歌が一本調子で、
当然メロディなし。

この作曲家もそうだけど、
メロディで人々をだまらせるほどの現代音楽
作曲家っちゅうやつは、現れんものなのか?

  人々が望んでいるのは、そういう才能なんだけど。

  長くなってきたので、中プロとメインの感想は次回へ。

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