(隊長作)

1月28日(土)  18:00   - 108 -    訪問者数

    ブロムシュテット指揮   NHK交響楽団   NHKホール

    ブラームス   ヴァイオリン協奏曲
    ブラームス   交響曲第1番

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  過去データで確認してみたが、昨年7月9日のボレイコ指揮以来のN響コンサート。
  実に半年振りだ。
  
最近つくづく感じるのだが、
NHKホールのZ席はほんとに音が来ない。

どんなに名演であっても、
その七割くらいの音量しか来なかったら、
名演さへ色あせて聴こえているのではないか?

私は今まで滔々とN響凡演感想を書き続けてきたが、
こういった致命的な劣悪環境をもう少しは
考慮して上げないと可哀想ではないか。

  もしくは、どうせ凡演にしか聴こえないNHKホール(Z席限定)なら、
  聴かないほうがいいのではないか?
  そんな思いが優って、遠ざかっていた。
  
  しかし、大好きなブロムシュテットが振るとなったら、聴かずにいられない。   (隊長作)

今回のブラームス。
  Vコンと1番なのだが、私的には微妙な曲だ。
  これほどな大名曲なのだと、このメルマガを読んで下さっている方々の中にも、
  大ファンが多いと思う。
  それを予想の上で、あれこれ申し述べるのは遣りにくいんだが、
  私はブラームスは最近、第2番が気に入っている。
  
  学生時代、第2番にひどく執着している人がいて、どうにも解せなかったのだが、
  最近その気持ちがフフフと解ってきたのだから、時間の経つのは面白い。
  ブラームスの交響曲といえば、第1番、次ぎは第4番か。
  熱情的な第3番とくるだろうから、第2番がもっとも田園風で、
  目立ちにくい。
  しかし、そういう心落ちつける音楽が、愛おしく感じる。
  どうしたんだ?最近のおれは?
  (隊長作)

Vコン・ソリストはテツラフ。
  少しも好きでは無いのだが、この人のコンサートはよく聴いている。
  好きでは無いは、フッとした瞬間のツメの甘さが気に喰わないから。
  かなりの技巧派で、冒頭もガンガン飛ばしてくるし、かと云って歌うところも歌う。
  しかしその間隙と云うか、表情から表情へさりげなく変化する一瞬に隙が多い。

  ミス・タッチしかのかどうか判別つかないような微妙なラインで気になる箇所が多かった。
  それでいて全体でおおらかに包み込む説得力も無く、曲は終った。
  
  案の定、オケはブラ1のために心身ともに温存していたのか、と
  思うような出来だったが、ブラ1は佳い演奏だった。
  大好きなブロムシュテット(くどいね)と云うのもあろうが、こういう演奏なら
  1階席でも買って聴くべきだったと少し後悔したくらいだ。
  
  感動したところはいくつもあったが、一点だけ述べたい。
  終楽章、有名な主題が出る前。
  (隊長作)
ホルンが朗々と謳うピウ・アンダンテが神憑り的だった。
あの一瞬は、日本のオケでは無くなってたね。

  あんな演奏が出来るんだから、やっぱり指揮者のマジックとは恐ろしい。
  
  
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