(隊長作)

6月24日(土)  18:30   - 117 -    訪問者数

    上野正博指揮   明治大学交響楽団  練馬文化センター

    チャイコフスキー  「エフゲニー・オネーギン」よりポロネーズ
    チャイコフスキー  「白鳥の湖」組曲
    チャイコフスキー  交響曲第5番

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  芸劇
実はこの日、まず池袋の芸劇へ行ったんです。
そして、アルブレヒト&読響のブル8の当日券売り場に並んでました。
ただ我々はあまりアルブレヒトに感ずるところはなく、それでいて
ブルックナーの第8番...。
なもんだから、G席2千円が買えるのなら聴いてみようかと、
17時から並んでみたのだった。

  しかし流石はブル8、いな、アルブレヒト。
  D席以下は残席が無く、返ってさっぱりした気持ちになって、潔く池袋を後にした。
  実はこんな事になるんじゃないかと、我々は代替案を用意していて、
  それが今回拝聴した明大響だった。
  
  明大生よ、怒るなかれ、一般聴衆とはそんなものさ。
  しかも曲目はチャイコフスキーの第5番。
  ブルックナーを聴こうと思っていた者が、どうしてチャイコの、しかも
  第5番を聴こうと思い直せるのか。
  私自身、よく解らない。
  
  ひとつは、久々に学生オケを聴いてみたくなったから。
  私は今まで、東大・京大・早慶中央、他にも色々と聴いてきた。
  しかし学生オケとは、たとえどんなに伝統があったとしてもミズものだ、
  という思いが拭えない。
  学生は絶えず卒業し入学し入れ替わる。
  レベルに栄枯盛衰があり、またそれがあるからこそ面白いとも言える。
  ディスク・ユニオン
明大と云えばお茶の水。
私はこのオチャスイが大好きで、それはディスク・ユニオンととちぎやが
ある所以が大きいんだが、そんな街中にある明大が実に羨ましい。
私の母校なんか、まわりにはほんと大した店がなかったもんな。
それゆえに、練習一筋、図書館大好き、音楽と読書三昧の学生生活を送れたのだが。

明大にはそんなわけで、なんとなく気になっていたし、最近ベートーヴェンも
好きになってきていることだし、もしかしてチャイコも楽しめちゃうかな、
と心を軽くして練馬へ向かった。

  私はチャイコの第5番、通称「チャイ5」を4回も演奏している。
  アマオケ・プレーヤーを永く続けていると、トラに呼ばれたりすることも加えると、
  このチャイ5やブラ4なんかは十回以上演奏している人がゴマンといるだろう。
  それだけアマオケに愛し抜かれている曲と言える。
  
  中高生のころはブラスをしたり、大学デビューでクラシックを初めて知ったりした人が、
  初めて懸かるハシカはチャイコフスキーが最も多いと思う。
  
  思いっきり演歌で、浪花節で、大声で泣いたり怒ったり、
  それでいて甘く囁き酔いに酔える。
  クラシックって小難しそうだ、と敬遠していた人には (隊長作)

こんな「イイ曲」があったなんて、
  と手放しに惚れちゃう曲がチャイ5だと思う。
  似たような曲にブラ1や幻想があるが、やっぱりこういう曲は学生オケの永遠のナンバーだ。
  
  しかし、しかしなんです。
  私はこの曲たちと闘った青春でした。
  もう兎に角、マンネリじゃないプログラムをやってみたかった。
  本音で言えばマーラーの第6番やショスタコの第7番がしたかったんだけど、
  流石にそれは難しいレベルだったので、必死になってマーラーなら第1番や第5番、
  ショスタコなら妥協の妥協で第5番を担ぎ上げてたなぁ。
  
  それでも我が大学でもチャイ5が選曲会議を勝ち抜き、
  ブラームスや幻想が厭きもせず登場していた。
  そんな苦々しい青春の想い出、チャイゴ。
  今の学生さんも、やっぱりチャイ5なんですね。
  
さて、急に話は戻って、明大生のチャイ5。
演奏は限りなくフツーだが、良かった。
途中、オケが崩壊しかかる箇所があり、そこは大いに楽しめたが、
あとはなかなか頑張った演奏だった。
そして演奏レベルは高い。
冒頭でも述べたとおり、学生オケはミズもので、
明大響がいつもこうなのかは知らないが、
新体制による6月演奏会にしてはガッチリとオケは纏まっていた。
  
  強いて云えば、ここまでしっかりしてるんだから、チャーム・ポイントというか、
  個性をもう少し出して欲しかった。
  こう思うのは私のクセなんだが、こう思えるという事は良かったことの裏返し。
  あとは指揮者をもう少し個性の強い人を持ってきて、
  明大ならではのチャイ5に掘り下げてもらえれば面白かったろう。
  
  弦が相当上手いので、高弦は伸びのあるレガートで、低弦はスピッカート的なくらい
  ゴリゴリとした音色を強調してくれたら、私好みの弦セクションになるんだけど...。
  まぁ私好みのオケになってもしょうがないんだけど...ね♪
  (隊長作)

追記
  学生オケってほんと久しぶりだったので、過去5回はドコを聴いたのかな、
  と抜き出してみた。
  こうやって抜き出してみると、ほんと、行ってない。
  これからはもう少し、行ってみようと思っている。
  
  
 ● 05年12月3日   金聖響指揮 千葉大学管弦楽団 
              プロコフィエフ 交響曲第5番 他
   http://rede200402.hp.infoseek.co.jp/dai6/dai101.html

  
 ● 05年7月3日    勝呂優介指揮 東京大学歌劇団 
              ビゼー  歌劇「カルメン」
   http://rede200402.hp.infoseek.co.jp/dai5/dai88.html

  
 ● 04年12月18日  河地良智指揮 新潟大学管弦楽団 
   プロコフィエフ ピアノ協奏曲第3番、チャイコ交響曲第6番「悲愴」
   http://rede200402.hp.infoseek.co.jp/dai4/dai65.html

  
 ● 04年11月24日  尾高忠明指揮 桐朋学園オーケストラ 
              ショスタコーヴィチ 交響曲第5番
   http://rede200402.hp.infoseek.co.jp/dai4/dai61.html

  
 ● 04年11月21日  川合良一指揮 東京理科大学管弦楽団 
              エルガー交響曲第1番
   http://rede200402.hp.infoseek.co.jp/dai3/dai59.html

  
  
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