(隊長作)

トウキョー・サタデー・ナイト・フィーヴァー  - 22 - (2007年11月)   訪問者数



  2007年11月10日「ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏会プロジェクト2007」が、
  終演したのは8時前。
  この日はココからも勝負です。
  一泊するので明日もあるんですが、
  今夜のうちに出来る事はしておきたい。

  まずは9時閉店のディスク・ユニオン。
  一年振りの訪問だぁー、泣けてくる。
  クラシック在庫が充実してるは、
  お茶の水店、新宿店、吉祥寺店の三店。

お茶の水 新宿   吉祥寺
  (↑左から、お茶の水店、新宿店、吉祥寺店)

  ホームページで確認しておいて良かったんだけど、新宿店はビル3階から
  8階に移転大増床している。
  
8時にメトロ千代田線(緑色)で
新お茶の水駅へ直行。
新茶駅は南北に長大で、お茶の水界隈は
北端なので電車も最前列車両に
乗っておくことを忘れてはならない。

新茶駅に降りたら、これまた長大なエスカレーターが2段階。
周囲に気をつけながらも駆け上がる。

  9時閉店のディスク・ユニオンでの、物色タイムを1秒でも疎かにしてはイケない。
  閉店間際に限って、目を疑うような珍品に巡り合える気がするからだ。
  
  昼飯の牛タン以来何も食べてないが、大好きなディスク・ユニオンで
  CD漁りが出来ると思うと不思議と腹は鳴らない。
  地上に躍り出ると一路西へ、JR線に沿って走る。
  
  ディスク・ユニオンお茶の水店での戦果は、10枚程で4千円ちょい。
  プロコの交響曲全集や、探していたグラズノフ第7番(けいはんなフィル
  の次回演奏予定曲)、ギーレンの新譜(バルトーク)やステンハンマルの
  管弦楽曲集等を購入。
  断固欲しかったものは無かったが、なかなか満足のいくモノが数多く入手。
  ナクソス盤は一枚3百から5百だから、相当安くついた。
  時計は9時前。
  新宿ねぎし
昔はお茶の水と云えば、
立ち食い寿司「とちぎや」だったが、 その夜は
「新宿ねぎし」。

寿司や「とちぎや」の親爺が店先でゴソゴソ
やってたので懐かしかったが、「新宿ねぎし」
みたいな店は、私の現住所周辺には無いんです。
東京の人は「新宿ねぎし」なら
関西にもあるんでしょ、と思ってるかも
しれませんが、ココは関東しかない。

  「道頓堀ねぎし」とか「祇園ねぎし」なんて出来たらオモロイやろうに。
  ですから、「新宿ねぎし」と、あと「てんや」も関西進出熱望。
  名古屋でも可。
  パスタの「カプリチョーザ」はあるんだよね。助かる。
  荻窪
その夜は武蔵野にホテルを取っておいたので、
次なる目的地は荻窪。
ブックオフへは行きたい店が実に多い。
行きたい順に並べると、
西五反田店、要町店、荻窪店、大塚店、練馬高野
台店、原宿店、吉祥寺店と言ったところか。

  今回は武蔵野と東京駅を結ぶラインで考えたので、今夜は荻窪店、
  翌日は吉祥寺店にとどめた。
  ディスク・ユニオン3ケ店を廻る時間を考えると、ブックオフは
  我慢せざるを得なかった(今住んでる地域にも沢山あるからね)。
  
  そうは言ってもやはり東京のブックオフは違った。
  地方では未だに出回っていない、白石一文の「見えないドアと鶴の空」や
  伊坂幸太郎の「チルドレン」「グラスホッパー」がなんなく置いてある。
  迷わず購入。
  結局ブックオフは小一時間逡巡し、気がつけば11時。
  ホテルのチェックインもやばいので、本日は終了と相成った。
  
早朝から深夜まで、
ぶっ通しに充実した一日。
風邪を引いていたのですが、
心なしかアドレナミンのお陰で
体調が良くなっていた。

病は気から、とは昔の人は
良く言ったもんだ。
ほんまに東京は楽しい所だ。



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