トーキョー・サンデー・モーニング・フィーヴァー - 23 - (2007年11月)
武蔵野のホテルを十時にチェックアウト。
ホテルでは中々寝付けにくい繊細な私も、
流石に東海道の長旅とコンサート2本に、
ディスク・ユニオン(以下DU)、
ブックオフの梯子は堪(こた)えた。
しかし昨夜までの風邪が、
不思議なコトにスッキリしている。
音楽療法か?
中央線を一駅、今朝の猟場は吉祥寺。
駅ナカでホットドックを呑み込み、いざ出陣。
DU吉祥寺店の開店は11時だから、まずはブックオフ。
「ユザワヤ」の東向いブックオフはなかなか大きく、文庫新書のある2階へ。
小一時間丹念にチェックするが、拾い物はナシ。
音楽系新書(吉松隆著)のみ購入。
11時を過ぎたので、ディスク・ユニオンへ。
DU吉祥寺への行き方をご説明。
JR吉祥寺駅北口を出たら、三菱銀行を探す。
見つけたら、その向かいにある
←東急チェリーナード(商店街アーケード)
を入る。
20mくらい北西に進んだら北への小路がある。
入って10mも行けばあるが、初めての人には分かりにくい。
しかし吉祥寺界隈のど真ん中にあるし、いつも戦果がある店なので、
必ず行く。
売り場面積は小さいが、質は高いと思う。
(小さいとは言っても、ワンフロア全てがクラシック売り場)
ボールト指揮のイギリス音楽モノを2枚ゲット。
「String Quartets」(めろんぱん系メルマガ)という
弦楽四重奏曲専門メルマガにて、
ヴェラー弦楽四重奏団のハイドン「鳥」を採り上げていた。
ちなみにこのメルマガ、かなり聴いている人で、
非常に参考になる。
ものごと特化している人は、見識が確かで信頼できる。
入門系メルマガが多いが、私は深く突っ込んだレベルの物の方が、
ものごと核心を突いていると思うので、取っ付きにくくてもマニアックなものを
読んだ方が早く入門できると思ってる。
ハイドン「鳥」はどれほどのもんかなと思っていたので、
その2枚組CD発見、これまた即買い。
隊長は室内楽を聴かないので文句を言うだろうが、私は大好き。
自分自身弦楽四重奏を作曲した事があるので、思い入れも一塩あるんよね。
今もベトベンのSQ15番聴きながら書いている。
気がつけば12時半。
大慌てで新宿へ。
かなりの重さになってきた
CD&古本と荷物をコインロッカーに入れ、
タワーレコード新宿店。
ナクソスやニールセン、プロコ、ショスタコを見、
掘出し物を必死に探すが、
なかなか無い。
次に移るか、と諦めかけた頃、イタリア合奏団のマリピエロSQ第1番を見つけて狂喜。
ネットでも買えるけど、最近マリピエロがお気に入りだったので大喜び。
懐かしい新宿東口を北に上がって、
アルタを東に行けば、DU新宿店。
クラシック・フロアが3階から8階へ
移動していたが、大増床。
時刻は1時半。
時間配分を間違えた、と悔やんだが、
3時から日比谷だ。
猛攻撃で店内を徘徊。
パリーの交響曲第5番(バーメルト盤)や同じくパリーの九重奏曲を
どうにか見つける。
マリピエロのナクソス盤(オーケストラ作品集)は、結局どこにも無かった。
誰かお持ちの方がいらっしゃれば、CD感想を教えて下さい。
買うほどの演奏レベルか気になるんです。
2時過ぎには中央線に飛び乗って、東京駅。
大荷物を東京駅コインロッカーに押し込んで、単身新橋へ。
昼間の新橋は慣れたもの。
駆け足で日比谷まで行き、途中、ハンバーガーを食べながら、
2時55分、日比谷公会堂に到着。
いつもホールに着くのがギリギリと見るか、
最大限まで狩猟を楽しんだとみるかは、
人それぞれ。
私はこのギリギリ感がたまらなくエキサイトだが、
こういう行動が嫌いな人も多いんだよなぁ。
いいじゃん、間に合ったんだから、
と言えば余計に怒るんですよね。
ブログの方にも、ディスクユニオン吉祥寺店の行き方、書いてます。
http://rede200402.blog77.fc2.com/blog-entry-345.html