ユトレヒト - 14 -
実質的な旅行最終日、明日は飛行機に乗って帰ろうという前の日です。
コンサートのある日は、時間が気になって「ちょっと遠出」ができないのですが、
その日の夜は好みのコンサートでは無かったのでパスし、
ユトレヒトに行ってみようとなりました。
アムスから、電車で30分くらい。
たった30分なのですが、途中、牛がいたりして、
思いっきり田園風景してました。
東京はほんとに大きい街なんだなと感じます。
ユトレヒトは、すごく良い感じの街です。
アムスもすごく心地良かったのですが、さらに好印象♪
駅前で、「パンケーキ」を食べてみた。
パンケーキなんてかわゆい食べ物とは、
ど〜見ても縁の無さそうな強面の
ごっつい店員2名が黙々と焼いているので、
「入る?どうしよう・・・」
と躊躇したが、大変よい匂いがするので
勇気を持ってご入店。
超美味〜♪また食べたい、じゅるる。
ホットケーキと似てるんですが、イチゴやりんごなどが敷き詰められています。
この果物が程よくとろけており、甘さ倍増。
ユトレヒトは、皆さんが抱いている「あるヨーロッパの地方都市」そのままの穏やかな町です。
石畳の小道が連なり、運河には小船が漂ってます。
アンティークやお土産のお店は
こじんまりとしつつ愛らしく、
飲食店はどこも道端までオープン・カフェ
宜しく座席が広がっています。
そよ風と木漏れ陽に守られたシートで
飲むコーヒーはさぞかし美味しい事でしょう。
日本だったら間違いなく話題になりそうなカフェが当たり前のように転がっています。
大木の木陰に覆われた中庭のある教会などを散策し、買い物し、またアムスに舞い戻りました。
数時間のユトレヒトでしたが、とても印象的な心に残る街でした。
アムス駅、帰着。
アムス駅の裏口って、どうなってるんだろう?と思い、行ってみた。
すぐ海?なのか港になっていて、舟が停泊している。
すごい!駅のすぐ裏ですよ!
雨がいっぱい降ったら、駅がすぐ水没しそう・・・
舟から、自転車の人々がぞろぞろ出てきた。
みんなどこから来てるのだろう・・・???
アムスは自転車天国だそうです。いい事だ。
ホテルに戻る途中に、コンセルトへボウの前を通り過ぎる訳ですが、
横のガラス張りの部分がレストランになっている。
ちょっと覗いてみようという事になった。
食べる気は、さらさら無かったのだが、
ふと見ると「ゲストブック」のようなものが置いてある。
新聞紙くらいの大きさのあるドデカイ本を見つけ、
ほくそえむ隊員がそこにいた。
いや〜な予感が・・・どよどよどよ
(次ページへつづく)