(隊長作)

胃袋 壊れる   - 27 -   訪問者数

  ホテルに着いてもザンデルリンクの余韻、冷めやらず。
  幸せに包まれ、眠りに落ちました。
  
  丑三つ時、ガサゴソ、ガサゴソというモノ音で目が覚める。
  
  「なんだ?なんだ?」
  
  部屋の片隅で明かりひとつ点け、隊員がスーツケースの中身をいじくりまわしている。
  「胃がムカムカして、眠れへ〜ん、ゲロゲロ。胃薬どこ〜?」
  どうやら、チーズフォンデュ&ラクレットのチーズにやられたらしい・・・。
  隊員はロンドンの特大ピザでも、
  チーズにやられて胃酸過多で眠れなかった事があります。   (隊長作)

まったく弱っちー胃袋だ!
  やはり、海外旅行にガスター10は必須であります。
  
  翌朝、怪しいエッチなお店が見えるホテルの食堂(なんてロケーションだ!)で
  朝食を済まし、観光へ出かけてみる。
  
  改めてウロウロしてみると、ほんと坂が多くて疲れる街だ・・・。
  プラプラ歩いていると、山によくある斜めになってる登山電車みたいなものが、
  ビルの合い間から見えた。
  ポリバーン乗り場
ちゃんとした街中から、登山電車が出てくるとは、
異様な光景にちょっとギョっとする。

ガイドブックを見ると、
「ポリバーン」と言うケーブルカーらしい。
←乗り場

  山々に囲まれた都市ならではの光景だ。
  ぐーたら大好き人間ふたりは、もちろん乗ってみた。
  坂道には辟易としてたんです。
  
  楽ち〜ん♪
  
  しかし、すぐ終点。
  あれ?こんな短いんだったら、頑張って登ればよかった。
  ガラガラだったのは、みんな歩いて登れるから??
  チューリッヒ連邦工科大学
その終点には、
チューリッヒ連邦工科大学が
そびえ立っていました。

ひょー、なんかカッコえぇ〜、
名前が。

でも坂の上だから、通うのは大変だね。

  大学の前に、広ーいテラスがあり、そこからの眺めに、しばしウットリいたしました。
  もうひとつ、リンデンホフの丘という公園からの眺めもウットリ〜でした。

        

  美術館やら、教会やら、買い物などをしていると、
  アッという間に夜になってしまいました。
  再々度、トーンハレに向かいます。

  我が隊は、小ホールに入ったコトがそれまで無かった。
  今だ、サントリーホールも、東京文化会館も、小ホールは未知の世界。
  
  そんなやつらが、トーンハレの小ホールに入ってみた。
  Saal Mitte
  Reihe 10 Platz 111   (隊長作)

「小ホールなのに、111番??」
  大ホールでも111番は変でしょう?
  このホールの番号のつけ方は、よー分からん!
  
  ピアノ・リサイタルでしたが、ピアニストの名前は覚えていません。
  ごめんなさい、ピアニストさん、どんな演奏だったかも覚えてません。(汗)
  どんなプログラムだったかも...。
  「音、デカイな」というのは、覚えてます。
  
  かくして、小ホール初体験は終了する。
  チューリッヒ歌劇場も見たかったのですが、
  見ることなく時間が無くなってしまいました。
  
  次の日、ケルンに移動です。
  が、にっくきメッセ開催の為、泊まるのはボン。
  
  この移動で乗った飛行機が、ちっこいのに機内はガラガラ。
  いつも不思議に思います。
  平日とはいえ、こんなにガラガラで廃線にならないのは、どうしてなんだろう?
  
  電車も同じなんですが、東京みたいにギュウギュウになってるコトが
  少ないように思うのですが、それでなぜ、やっていけるのだろう?
  逆に東京は、あんなにギュウギュウ詰めにしないと運営できないのは、   (隊長作)

なぜだろう?
  満員電車でろっ骨折れた、なんて話を聞くと、どうにかしろよと思ってしまいます。
  
  飛行機と同様、ケルン・ボン空港も人がいない・・・。
  ちょっと怖くなった。

  (次ページへつづく)

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