アルバン・ベルク チケットゲット - 30 -
情報誌で、今夜、アルバン・ベルクSQのコンサートが行われている事を発見。
ホールがどこにあるのか、良く分からなかったので、
とりあえず、駅前にあったチケット売り場に行くのが賢明だと判断した。
ウロウロとホールを探しているうちに、
チケットが売り切れたら大変だ〜!
陽もだいぶ傾いている。
つーか、今も駅前に戻る前に、売り切れちゃうカモ〜!!
今思うと、なぜあんなに焦ってチケットを求めていたのか不思議デス。
アルバン・ベルクSQって超有名だし、
売り切れているんじゃないか?と思っていたのでしょう。
小走りで今来た道を戻っていました。
ケルン駅前のチケット売り場に、駆け込むと、
あっさり、アルバン・ベルクのチケットは買えてしまいました。
小走りして損したわー。
ほっと一安心♪
コンサートの内容は、オール・ベートーヴェン・プログラム。
目玉がなんとSQ第15番。
隊長は、爆音好きな為、室内楽はほとんど聴きません。
唯一、ええな〜と思うのは、プロコフィエフの弦楽四重奏の1番&2番だけ。
が、隊員は好きなようなので、嬉しい〜とニンマリ。
チケットも手に入った事だし、と駅の方に歩いていくと、
オープンエアで、いい感じに皆が、ビールを飲んでいるお店にブチ当たりました。
隊長&隊員、横目でチェーック!
「むむむ!」
目の端しっこが、キラリ〜ンと光ります。
即、吸い込まれたかの様に、ご入店。
このお店のビールが、やばいんです!!
momomomomomomomomomomomomomomomomomomomomomomomomomomomomomomomomomo
旨そうなソーセージを片手にビールを飲んでいる、
云わばビアホールに入りました。
入店してから解ったコトなのですが、このお店はかなり有名らしく、
ガイドブックにもガンガン載っていました。
ネットでも何人かの方が書いて、やっぱりなぁと頷きました。
隊長の自作ガイドブック(単なる小さいメモノート)にも
記入されていたお店なのでした。
ケルンのビールは、ケルシュと言うのだそうです。
店員さんが、普通のお店とは、明らかに違う動きをしています。
ビアジョッキではなく、細くて小さめの上品な、
かわゆいグラスに、ビールが入っている。
それを10本くらいビール専用(穴があいていて、ビールが倒れないようになっている)
お盆に乗せ、くるくると店内をネリ歩いています。
何にも注文していないのに、そのビールを「ぽん、ぽんッ」と
2つ机の上に置かれ、無言で立ち去って行ってしまいました。
「???!ッ」
店内を見回してみると、そのビール専用の店員さんは、
カラになったグラスを見つけては、
声をかけ、新しいビールを置いてゆきます。
これは!
「わんこそば」ならぬ『わんこビール!!』
すんごいシステムだ!
スバラシイ!! ( ※酒飲みにとって )
ローカル・ネタですが、亀戸に「亀戸餃子」という有名なお店がありまして、
「もう、お腹いっぱいです。」と言うまで、ひたすら餃子が五個ずつ
のった皿が積まれてゆくお店があります。
この時、ふと1回しか行った事のない亀戸餃子が頭に浮かんだ。
リピートしなかった理由は、餃子を食べる時は、「ライス」が無いとイヤだからです!
亀戸餃子は、餃子だけがひたすら出てくるお店なのです。
nmnmnmnmnmnmnmnmnmnmnmnmnmnmnmnmnmnmnmnmnmnmnmnmnmnmnmnmnmnmnmnmnmnmnmnmnm
ケルンの地ビール、人呼んで「ケルシュ」は、ほんとにヤバい。
飲み易くて、何杯も、くいくい喉を通ってしまう。
隊員は、もともとビール好きだったのだが、
ワタクシ隊長は、特にビールが好きなワケではなかった。
会社の飲み会では、ホントはコーラが飲みたくても、付き合いでビールを注文し、
一口目は美味しいのだが、残りは苦痛でジョッキを飲み干した事など
皆無な人だったのです。
それが、美味しいのナンのって、心底「ビール、うめェ〜」と思い始めたのは、
この「ケルシュ」を飲んでからデス。
それ以来、国内の缶ビールでも、発泡酒でも「ウメぇ〜」と言って、
くびびと飲んでいます。
恐るべし、ケルシュ!
コンサートの前に、「酒」は、なるべく止めた方が良い。
そんな事を、すっかり忘れ、気が付けば、もう何杯飲んだのか分からない〜。
ベロベロ、顔・真っ赤♪
いいのか?ワタシ?
これから、お前の理解不能なベートーヴェンの弦楽四重奏のコンサートなんだぞぅ?
(次ページにつづく)