隊長的 「ダウスゴーのニル5感想 」 - 42 -
細々&気まぐれにブログも書いていたりします。
で、
2005年8月16日の日記 に私はこう書いておりました。
『また、プロムスをラジオで聴きました。
Proms38 ニールセンの5番がメイン。しかもオケが
Danish National Symphony Orchestra /DR
↑これって、デンマーク国立放送響のコト?指揮は、トーマス・ダウスゴー。
とっても良さげ♪ 聴いてみました。
このダウスゴーの演奏、ナマで聴いたら、凄そうだ。
とっても荒々しくて、好きカモ♪
とにかくラジオでは、音が悪くて良くワカラなくなってしまっている部分があるから、憶測になってしまう。
でも、最後のトコロは、ちと伸ばし過ぎだナ〜』
と。
これを聴いていたコトは、すっからかんに忘れており、
「ニル5だ!うきょ♪」というプログラムだけで、旅行の日程を組んでおりました。
コンサートを聴いた後も、日本に帰ってきてからも、その件は思い出さず、
この前、たまたまブログを読み返して驚愕したのです。
『荒い』という形容詞にです。
実際、ケルンで聴いた生のダウスゴーのニル5は、
「荒い」なんてコトは微塵もなく、私が抱いた印象は、
「丁寧・端正・折り目正しい」細かい部分もキレイに仕上がっているという感想。
オケが違うのなら、これ程、印象が変ってしまう事もアリかなと思いますが、
オケが一緒、曲も一緒となれば・・・。
ホールのせい?!
確かにロンドンのロイヤルアルバートホールは、褒められるホールではない。
もしかして、演奏する国によって、その地の住民好みのスタイルに変えてるのかもしれない?!
しかし、でも、やっぱり、録音の成せるワザのような気がしてならないのです。
BBCのラジオの音は、悪いです。さらに我が家のパソコンのスピーカーは貧弱ちゃんです。
タダで聴けるのだから、すごく有り難い。
だから、音質良くしろ!などと贅沢は言えない。
タダだからこそ、悪いヒトが商売にしないように、わざと悪くしてるンかなと思います。
「録音の音が悪い」って、とっても恐ろしい事なのかもしれません。
モノラル録音で抱いている印象は、もしかしたら、実演とはカケ離れたモノなのかもしれません。