- 2010年11月
- 居酒屋 「戎（西荻本店）」 〜西荻〜
ＪＲ中央線は西荻窪、この辺を知っている人なら、誰も知っているのが「戎」。
「えびす」と読みまして、南口を出て右への横通りを歩けば直ぐに判ります。
なんたって、「戎」だらけですから。
おそらく「戎」が旨いもんだから、隣近所の店をどんどん買い取って
（借り上げて？）増殖してるんでしょう。
最初似たような店が多いから、どれにしようかな？と迷ってたんですが、
どれもが「戎」だったんで笑っちゃいました。
「西荻だったら戎は外せないよ」と言われたので、
「西荻と言えばこけし屋でしょう」と思っていた私は、
「戎」がどれほどのもんか、ようやく初めて行ってみたのでした。
隣駅の「いせや」が御用達なんで、西荻窪駅にはあまり用が
無かったので、行く事さへなかったんですね。
入店してメニューを見る。
わたしは中瓶派でして、中瓶からグラスに注ぎつつアルコールは
ほどほどにして、食べる方に注力します。ですから、店の肴が最も重要です。
メニューは壁に貼ってあるんですが、ほんとにこんなに用意できんの？
と思うくらい品数豊富！！
チェーン店居酒屋だと何ページもメニューがありますが、
行数（品数）に直すとそれほどでもない。
しかし地場の居酒屋メニューは、品目を羅列するだけ。写真なし。
それが二枚もあるんだから、本当に品数が多い。
さて、問題の、お味。
この日は「おでん、大根と卵」「肉豆腐」「海鮮串の天ぷら５本」
「イワシのコロッケ」「鮟肝」などを注文。
どれもこれもひじょうに旨い！
絶対食べて欲しいのが「イワシのコロッケ」でして、
これは名物料理と言うだけの事がある。
さらに注目なのが「プライス」。
天ぷら５本セットで４５０円、名物のイワシコロッケも４８０円と、
かなりボリュウムある料理が四百円台。
この二品は六百円くらいでも妥当なので、ＣＰ率高しです。
ほとんどは２５０〜３５０円ですから、目移りが止まりません。
最初は「独りで来てラッキーッ！たくさん食べても安くて済むぞ」と
ほくそ笑んでたんですが、あまりに旨くて安いので「二人で来れば良かった。
そうすればもっといろんなメニューを数多く少しづつ食べられたのに！！」
喰いしん坊の意地汚さは、留まるところを知らなかったのでした・・・。