(隊長作)

2008年6月7日(土)  16:00   - 208 -    訪問者数

    名古屋フィルハーモニー管弦楽団  マイケル・クリスティ指揮    愛知県芸術劇場コンサートホール

     ワーグナー    舞台神聖祝典劇「パルジファル」第一幕前奏曲
     デュティユー   ヴァイオリン協奏曲「夢の木」
     ブルックナー   交響曲第9番

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今回は以前から食べたかった
名古屋コーチンを食す。
むかーし、食べたことのあるお店を訪ねてみると、
あった、あった、そのまんまで営業してました。

名古屋駅前は大再開発で勃興激しい
エリアですが、昔ながらの松阪屋名駅店7階、
テルミナ味の街にありました。

天ぷらと鳥料理中心の「多古天」。
  
  名駅は高島屋とかミッドランド・スクエアとか、お洒落でクソ高い高級店が乱立しましたが、   貧乏人怒る

そんな所に行く必要は無い!
  ちょっと古ぼけた場所に、しっかりと常連を堅持した手堅い料理を
  出し続けてくれる店はある。
  私はだいたい、古くとも人通りが絶えてない飲食街に目を付ける。
  今回の「多古天」は旨いことを知ってたから、当然入りましたが、
  名鉄百貨店とか駅ビル外の裏通りが狙い目ですよ。
  
  多古天のネット評価は不思議な点数が見受けられますが、わたし的には全然高い。
  サービスセット1400円は値段だけ見れば高いですが、喰ってみれば
  そのボリゥムと味の素晴らしさに後悔しません。
  今回は初めて隊長に食べさせたんですが、旨い旨いと正直に食べてました。   

サービスセットには、
とりのたたきがあるんですが、
これがまぐろやかつおのたたきのような
食感と旨さで、これが入っているのに
1400円は安い。

他にたれ焼きとり、天ぷら盛り合わせ、茶碗蒸し、
ご飯セットなどが付いてます。
(隊長作)
うまいっ!
  のんびりしていたわけでもないが、気が付いたら15時。
  あわてて店を飛び出し、名古屋駅から栄へ移動。
  少し外れた道路を使ったのだが、栄の休日はどこも混雑。
  法外な駐車場なら空いているが、1時間100円なんて駐車場はなかなか空いていない。
  
  いろいろ探している内に、いよいよ16時が近づく。
  止むに止まれず、泣く泣くホール地下の10分100円に、初めて停めた。
  
  演奏終了後、大急ぎでパーキングから出したんですが、料金はなんと   (隊長作)

1600円。
  栄界隈は、一日駐車で1200円クラスがありますから、
  たった3時間足らずで1600円は高過ぎ。
  大失敗だった。   

そんなこんなで苦労を重ねたのは、
ひとえに第1曲目、パルジファルに
間に合わんがため。

いつものとおり数分前に着席できたんですが、
やっぱりパルジは佳いですなぁ。
この勢いで第1幕ぶっ通しでやってくれたら、
ビッグ・サプライズなのに。
そんな妄想をしているヲタは、
そこそこいると思うんですよ。
  
  崇高な響きと、深遠な沈黙で前奏曲は終わるわけですが、
  またしても馬鹿者がフライング気味拍手。   (隊長作)

はいはい、お前がこの曲を良く知っているのは分かってますよ、
  このお利口さんめが!!
  今回はステージ右側(ベース側)にお利口さんがいたようで、
  いつか見つけたらお仕置きしちゃうぞ。
  
  中プロはヴァイオリン協奏曲。
  ソリストがペッカ・クーシストから堀米ゆず子(知ってる!)に
  変更となったのですが、デュティユーはサッパリ分かりません。
  隊長が野鳥の会のように調査した結果、十人に一人は寝てる人がいたんだって。
  中には鼾をかいている猛者まで現れ、少し苦笑。
  どうでもよい曲だと、ちっとも腹が立たないのが不思議。
  
  可笑しかったのは、ワーグナーでフライング拍手した方角(ステージ右横)
  からは、この曲ではフライング拍手が出来なかったこと。
  今度は一階中央あたりから、オレは知ってるぜ、ばりに拍手をかましている猿が一匹。   (隊長作)

ほんま、ここは動物園か。
  
  ブル9。
  前回(シベリウス第5番)はあまりやる気を感じられなかったが、
  今日は第1楽章から気合い入ってた。
  ただ、金管がちと難ですね。
  パルジファル同様、金管が弱音で入ってくるトコロが厳しい・・・。
  分かりますよ、難し過ぎるってことは。
  だけどプロなんだから、プロは難しいって云っちゃぁいけません。   

名フィルは頑張りましたが、
指揮者の解釈が合わぬ(特に隊長の意見)。
隊長的には、強く行って欲しい所が弱かったり、
ゆったり歌って欲しい所が
早めにサクサク行ってしまったり。

思うように行かぬ演奏とは、このことか。
まぁ、こればっかりは好みがあるので仕様がない。
寂しく帰途に着きました。


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  *** 過去の 『フライング拍手』 なコンサート感想 ***

  * 2007年6月23日 クライツベルク指揮 名古屋フィルハーモニー交響楽団
    ショスタコーヴィチ  交響曲第11番「1905年」  他
    http://rede200402.hp.infoseek.co.jp/dai8/dai145.html

   とても良い演奏でした。もう一度、コレ級の名フィルさんが聴きたい。
   大名演・・・なのにフライング・・・(隊長作)















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