5月14日(金) 19:00 - 22 -
サラステ指揮 NHK交響楽団
NHKホール
マーラー 交響曲第6番「悲劇的」
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ワタシ(隊長)は爆音好きな為、マーラーが大好きです。
オペラも好きな隊長ですが、マーラーは歌なしが断然いい!と思っております。
特に6番と9番は、最高です♪
平日は隊員が仕事でコンサートに行けないので、我が家では、
「土日祝オンリー」という原則がありますが、サラステがN響で6番ということで、
例外的に隊長ひとりで突撃して参りました。
『 ハンマー 』
マラ6と言えば、「ハンマー」。
まず会場入りしましたら、ハンマーチェックです。
ハンマーの形状チェックではなく、何処に台座が設置されているかであります。
まぁフツー、打楽器が置いてある所にあるワケですが・・・
今回は、舞台左の奥に置いてありました。
あれって協奏曲のソリストの様に、指揮者の横とかで叩いてはいけないのでしょうか?
さぞかし迫力があると思うのですが・・・そんなコンサート見てみたい。
N響に行くたびに、わが隊員は、「ティンパニーが弱い」と、良くつぶやきます。
いつも3階席なので音響のせいもあるのかもしれませんが、確かに弱めだと感じます。
ショスタコやマーラーで弱いと、「うむむむ〜」と、かなーりストレスが溜まります。
が、今回のN響打楽器群は、ベリーベリーグットです!
特に「ハンマー」を叩かれた方のお名前は存じ上げませんが、団員の方!
かっこ良かったッス!!
音もしっかり「木の音」が、鳴っておりました。ぶらぼ〜
『 サラステはホルン好き? 』
私が、特に良く聴くマラ6のCDは、バルビローリ指揮ニューフィルハーモニア管と、
テンシュテット指揮ロンドン・フィル、ギーレン指揮南西ドイツ放送響です。
他に12種類(今、数えた)棚にありますが、この3種類のCDに、つい手が伸びます。
(隊員は、なんと言っても、ハイティンク指揮BPO盤です)
特にバルビローリの終楽章は、すごくハマッて、そこだけ取り出し、ウォークマン(懐かしい)で
何度も何度も聴いているので、私の頭の中に深く刻みこまれていると思います。
そんな私が、サラステの演奏で、気になったのは、「ホルンの音、デカくない?」という事です。
プログラムに書いてある楽器編成は、「ホルン8」ですが、9ありました。
私は、いつも編成の人数まで数えないです。
良い演奏になるのなら、ホールの音響に合わせてとか、そのオケの実力などに合わせて、
変えるのは良い事だと思っているので、あまり気にしていません。
が、今回は、気になってしまったので、数えてしまいました。
いいんだけど・・・私的には、弦が好きなので、うーん・・・
弦の音が聴こえづらくなっちゃってるとこがあるんだよねー、ちと悲しかった。
先週のブル5と同様に、ちゃんと主張があって、良い演奏だと思いました。
なんにも個性の無い、「ただ音が流れているだけの演奏」より数百倍、楽しい!
『 プログラムより 「へぇ〜」 』
マラ6のN響初演が、なんと!びっくり ギーレンだそうだ!!
今、隊長が、ナマで聴いてみたい指揮者ナンバー1のギーレンでっせ!
1975年の出来事だそうです。聴いた人、うらやましい!
私は当時、コンサートに行く事は不可能な年齢です。
よく「あと○歳、若ければ・・・」という台詞がありますが、クラシック音楽ファンやっていると、
「嗚呼、あと○年、早く生まれていれば・・・」と思う事があります。
それこそ、あと100年早く生まれていたら・・・マーラーの実演が聴けたのにィ・・・なんて。