7月5日(月) 19:00 - 33 -
オスモ・ヴァンスカ指揮 読売日響
サントリーホール
《オール・ニールセン・プログラム》
序曲「ヘリオス」
交響曲第1番
交響曲第6番「素朴な交響曲」
ououououououououououououououououououououououououououououououououououououou
コンチワ、隊長です。
まず最初に、「このプログラムを組んだヴァンスカ&読響は、素晴らしい!!」
と申し上げときます。
シベリウスですら「3番」以降では客が来ないというのに、
すべてニールセンでプログラムを組んじまうという勇気に感動です。
しかもメインが、あの「6番」ですよ。
どうかしてます。
ですけど...案の定というか、残念ながら客の入りはイマイチでした。
1階席中央の通路側の人気エリアに空席が幾つかありました。
恐らくこの場所は、定期会員様であらせられる事が多いかと思います。
チケットを持ちつつ棄権しやがったんじゃねーだろーなー、と邪推してしまう。
ただ単に、都合がつかなくて来れなかったにしては...うむむ。
ワタクシはというと、いつものようにP席に座ります。
さすがP席、やっぱりP席。
両隣りともニールセンをよく聴き込んでいらっしゃる方々のようで、
演奏中は指揮をしていらっしゃいました。
気が散るので、かなり止めて欲しかったな♪
演奏は、「期待していた程では」なかったかな、というのが正直な感想。
期待がすごく大きかったんです。
私の頭の中でのニールセンとあまりに違う演奏だったので、そう感じたのかもしれません。
私の中のニールセンは、ブロムシュテット/サンフランシスコ響の演奏。
イントネーションからして全く違うんですよ。
違う曲なのかと思うくらいに(チト大袈裟)。
ヴァンスカのCDは高いので買うの迷ってんですが、是非買っとこうと思ってます。
第6番を聴いて思う事は、「ニールセン、どうして6番で壊れちまったのヨ?」。
第5番まではメッチャ聴きやすい曲なのに、6番だけは途轍もなくヘン。
なんかあったのか?
読響のプログラム(かわかみ かおる氏の解説)には、
「第2楽章:管打楽器がてんでんばらばらに演奏する中、
鳥の鳴き声やあくびのような音も聞こえます。」とある。
あくびでは無く、おならの様に聴こえるんですけど...。
ニールセンが厳格に作曲中、奥さんが大きく放屁。
「プゥゥ〜ゥワ!」
「・・・・・・・」
「こ、これだ!これこそオンガクだったんだ!」
今までの枠組みをぶち壊して、大きく豊かで柔らかな「おなら」の音。
こういった「シナヤカナ音楽」があったっていいじゃないか。
そんな空想をしながら聴いてみるのもオツなもんです。
私の前に座っておられた方が、1番では寝ていたのに、6番では起きていた。
1番の方が、断然聴きやすい曲なんですが、これは6番の方が面白かったという事ですよね?
うーむ、6番は私が分からないだけで、本当はすごい曲なのかも知れません。