11月23日(火祝) 14:00 - 60 -
P・ヤルヴィ指揮 東京交響楽団 東京芸術劇場
チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲
ショスタコーヴィチ 交響曲第10番
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これは期待満々で望みました。
ネーメ・ヤルヴィの息子パーヴォ君なのですが、
お父上と違って精悍なフォルム。
音楽も違うんでしょうか?
パーヴォ君のCDで最近買ったのは、シベリウスのクレルヴォ交響曲。
実はワタクシ、このクレルヴォ収集にも嵌っているんですが、
パーヴォ君のクレルヴォは長年の垂涎CDでした。
タワーでも常時売ってるんですが、二千数百円と高い。
そこでディスク・ユニオンの登場なのですが、なかなか出てこない。
こういったレアな曲目のCDは中々売却しちまう方がいらっしゃらないんでしょうね。
でも、結局は中古としてゲット、聴きました。
感想は「フツー」。
あれれ?おいおい、期待してんですけど?
でもでもよぉく考えてみたら、ネーメの「む・す・こ」ですから!
こういった時には、逆に親父のネームが可愛そうにも思えます。
さて、チャイコのVnコンはカットしまして(なんで?)、本題のタコ十にいきます。
久々の芸劇なんですが、ヲタク席でもあるC席二千円はもう満席。
みなさんタコ十ということと、パーヴォ君という相乗効果で人気も上々です。
しかしですねぇ、何故かしらん感動の嵐が巻き起こらなかった。
ワタクシ、タコ十には青春の熱い想い出があるんで、
いくらでもあの頃の辛く哀しい感情にトリップ出来るハズなんですが、
音楽は淡々と流れ過ぎてゆくだけ。
どうにも心に棘が引っ掛かってきません。
オケは高い金払って呼んでるパーヴォ君なので、懸命に力投奮闘してまして、
第二楽章なんてそりゃもうガシガシ弾いてるんですが、冷めた心には虚しいばかり。
どうして共感できないかが、共感できなかったのかが不思議なんですが、
大好きで自分の中で「こういう演奏」というのが出来上がってしまっていると、
こういうことになるのかも知れない。
具体的な説明が出来なくて、申し訳ない!