(隊長作)

8月14日(日)  14:00   - 92 -   訪問者数

    金山隆夫指揮    オーケストラ・ディマンシュ  ティアラこうとう

    レスピーギ     小管弦楽のための組曲 「鳥」
    マーラー      交響曲第1番「巨人」
    J・ウィリアムズ  「スター・ウォーズ」より「王座とエンドタイトル」

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  ティアラこうとう
ああ〜!!
マーラー「巨人」について語ろうと
聴きに行きましたが、
アンコールの「スターウォーズ」で、
すっかりメロメロです。
  
私は映画「スターウォーズ」マニア
ではありません。
エピソード2さへ見ていないくらいです。

  しかしこのハリウッド音楽の帝王は、おっとろしいばかりのメロディ・メィカーですな。

  その前の、マーラーの管弦楽に聴き慣れた耳には、
  勇壮かつ大胆な役周りは金管、
  可憐で美しい役周りは木管、
  哀愁と切なさは弦楽器、
  そして激しい怒りと爆発を打楽器、
  と決まりに決まったお決まりの設定で堂々と歌い続けるジョン・ウィリアムズに、
  管弦楽のコテコテさに失笑してしまいます。   (隊長作)

でも、旋律がどうあがらいようもなく強い。
  そして血を滾らせるリズムにも、立ち打ちできないパワーがあります。
  そして演奏者を乗りに乗らせるあのオーラ(フォースなのか?)。
  マーラーでは散見された凡ミスが、嘘のように心一つとなっている。
  
  また、敢えて「スターウォーズのテーマ」といった凡百を持ってこず、
  手の込んだ「王座とエンドタイトル」を持ってくるところが、なかなかやる。
  
  前者はあの有名なスターウォーズのメイン・タイトルだが、今回の後者はエルガーの
  威風堂々に似た旋律に上手くスターウォーズの数々の名旋律が織り込まれてゆくという手法。
  
  マーラーのあとでアンコールが来るとは予想外だっただけに、   (隊長作)
完全に心を盗まれる演奏だった。
口惜しいくらいに。

  今回の楽団「オーケストラ・ディマンシュ」は、「オーケストラ・ダスビダーニャ」の
  基盤母体の一つだけあって、セクションによっては旨さの優劣がかなりある。
  ただ総じて、音がデカイ。
  これはスターウォーズのような曲では効果的だが、
  頭を使うマーラーでは少しデメリット。
  大味な演奏になったのは厳しいところだが、
  スターウォーズのような豪放磊落な曲では十二分に長所となる。
  
  私は「映画音楽」なんて思いっきし小馬鹿にしてたんですが、メチャンコ痺れた。   (隊長作)

恥ずかしいくらい良かった。
  どこぞのオケが「スターウォーズ」組曲でも、「エヴァンゲリオン」組曲でも
  採り上げてくれてないかしら、と探しているほどです。
  それから、「スターウォーズ」のCDを買おうと思ってるんですが、
  一等お薦めがありましたら、教えて下さい。
  よろしくお願いします。


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