(隊長作)

9月23日(土)  15:00   - 127 -    訪問者数

    アシュケナージ指揮   NHK交響楽団  NHKホール

    ショスタコーヴィチ   ヴァイオリン協奏曲第1番
    ショスタコーヴィチ   交響曲第10番

  xzxzxzxzxzxzxzxzxzxzxzxzxzxzxzxzxzxzxzxzxzxzxzxzxzxzxzxzxzxzxzxzxzx
  NHKホール
アシュケナージによるショスタコヴィーチ。
期待できんなぁ、と思いつつ、
ショスタコの中でも燦然と
輝く「第10番」。

これは行かざるをえない。
私的には、ショスタコなら「第4番」「第7番」
「第10番」「第13番」。

しかしそれなのに未だに「第5番」ばかり演奏されている。

  逆に地方では「第10番」が採り上げられ始めており、
  10月15日、松戸シティフィル、松戸市森のホール21。
  11月26日、岐阜県交響楽団、羽島市文化センター。
  12月17日、宝塚市交響楽団、いたみホール。
  と、何かが動き始めているような予感がする。
  第4番が普通に演奏される日は遠いだろうが、第10番が数ヶ月間に
  全国各地で演奏される現代はやってきている。
  
  さて、N響様のタコ10はどんなもんか?
  感想は意外にも「頑張っているじゃないか...!」
  第2楽章なんかは難しい楽章なんだが、正直上手いと思った。
  ただ、一生懸命弾いているのに、後一押しが足りない。   (隊長作)

親子丼なら七味唐辛子が足りなかったり、カルボナーラなら胡椒が足りない
  ような感じか。(隊長作)
  近くでやってた
そんな味付けはいらん、と仰る方には
安全運転な正統な真面目な演奏だったのだろうが、
一くせも二くせも隠し味が欲しい方や、
予想外なミスマッチングが
楽しみたい方には味気なかったろう。
まぁ、そんなヒトは少ないんだろうが。
  
前プロはブイコン。
これはダメだった。
まず、ソリストが下手。

  下手っつったってプロなんだけど、冒頭の弱音は不満だし、
  カデンツァの盛り上がりは弱いし、イイトコなし。
  この人はショスタコのブイコンが好きで弾いているのではなく、
  そのプログラムが先に決まってて後からソリストに選出された、
  という口なのだろう。
  彼にとっても不幸な演奏だったのかと同情する。
  
  話は戻って、ショスタコ10番の演奏会。
  私は10月の松戸は勿論、12月の宝塚も予定がつけば行ってみたい。
  関西のアマオケがどんなショスタコをやってくれるのか、凄く興味がある。
  
  基本的に関西の方が感情の起伏は大きいから、演奏も面白そうだ。
  
  
   前へ  HOMEへ  次へ









inserted by FC2 system