指揮(隊長作)

トーンハレ   - 25 -   訪問者数

  「 Galerie rechts Reihe 2 Platz 241〜242 」
  
  241番の謎が解けるじょ〜!
  と思いながら、トーンハレに入場。
  古いんだけど、ウィーンの国立歌劇場やムジークフェラインのような
  ハデハデした所では無く、適度な装飾で落ち着いた感じでした。
  照明のせいだと思うんですが、
  「開演前でも、うす暗かった」
  という印象が残っています。
  ホワイエも地味。
  でもコーヒーは美味しかった。   くつ(隊長作)

形は、シューボックス型。
  東京のホールに例えると、天上はピラミッドみたいにはなってませんが、
  東京オペラシティ・コンサートホールの3階席なしタイプで、
  2階席の横の部分の列をもうちょっと増やした感じです。
  
  241番は、2階の右側の横の席でした。
  どこが1番だかわかりませんが、2階席がぐる〜りと横も正面も含めて、
  連番になっている模様。
  ほんとに時たまですが、右と左を間違えて座りに来る人がいて、
  「あれ?ここはオレの席じゃないか?」
  「へ?2列15番ですよ、合ってますヨ!」
  「えー、見せて下さい、あーこれ逆側ですよ。」
  と、いうやりとりを見かけますが、トーンハレの席番のつけ方だと、
  こういった事態は発生しないなーと思いました。
  便利カモ。
  
  歩くと、板床がギシギシ言って、
  「うひょ〜、いい音しそう〜♪」
  と嬉しくなりました。
  後、数十分後に生のクルト・ザンデルリンクが聴けると思うと爆発しそうになります。
  
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  「隊長的10年たっても、記憶にとどまる色あせない名演の条件」
  (隊長作)

その1  身体的異常が発生する
  一番陥りやすいのは、「自然と涙が出てくる」ことです。
  その後、鼻水も出てくるので非常に周りに迷惑な現象です。
  
  その他、足元から頭に向かって、ぞぞぞーーーッっと、鳥肌が立った。
  背筋がぞくぞくした。
  寒気がした。
  頭がクラクラした。(決して病気ではない)
  気がつくと口がアングリ、開いたままになっていた。  などなど
  (隊長作)

その2  精神的異常が発生する
  「もーう、このまま死んでもかまわない」と思ってしまう。
  親に「私を産んでくれてありがとう」と感謝してしまう。
  頭の中が真っ白になり、思考能力が停止する。  などなど
  
  すごい指揮者のナマを聴いた人の体験談で、
  「どうやって帰ったのかわからない」というのを何回か読みました。
  私は経験ないですが、あると思う、そういうコトも!
  「人生観が変わった」というのも、決して大げさではなく、「ある」と思います。
  
  初めてベルリン・フィルを生で聴いた時、
  私の中での「好きなモノ」の1位と2位が逆転しました。
  その時まで、隊長は真剣に漫画家になろうと思っていて、
  私の中での1位は漫画、2位がクラシック音楽でした。
  そのコンサートを聴いた日の夜、幸か不幸か、
  1位がクラシック音楽になってしまったのです。
  それから10数年経った今でも、1位はクラシック音楽のまま不動です。
  
  ザンデルリンクのブルックナー7番のコンサートは、
  身体的異常の発生するコンサートでした。

  (次ページへつづく)

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